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モリー先生との火曜日 の商品レビュー

4.3

53件のお客様レビュー

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2025/08/13

ALSに侵されている大学時代の恩師からの人生についての最後の講義をまとめた本。 おとぎ話のような実話。 死を目前にした人の言葉の重さ、強さを実感させられた。 読み進めるうちに、自分がモリーの講義を聴くミッチの立場になっていることに気づき、本当の意味での先生(コーチ)に出会える...

ALSに侵されている大学時代の恩師からの人生についての最後の講義をまとめた本。 おとぎ話のような実話。 死を目前にした人の言葉の重さ、強さを実感させられた。 読み進めるうちに、自分がモリーの講義を聴くミッチの立場になっていることに気づき、本当の意味での先生(コーチ)に出会えることが、いかに幸せなことかと思わざるを得ない。 ALSで余命宣告を受けたモリーは、 希望を無くして消えていくか、残された時間に最善を尽くすかと自分に問いかけ、後者を選ぶ。 この状況になった時、自分はそう思えるのか?というぐらい前向きだが、かといって、全く自分を憐れまないわけではなく、ちょっと涙を流しては、まだ人生の残っているいいものに気持ちを集中するという発想の転換は実践しようと思った。 モリーの最後の何ヶ月に訪ねてきた人の多くは、モリーを気遣ってではなく、モリーが気遣ってくれるから来るのではないか、自分の苦痛と衰弱をおしても相手の話を相手が来てもらいたいと思っている形で聞いているからではないかとの筆者の考察にハッとさせられた。 「愛」という言葉自体が宗教的ではあるが、 モリーの言うように、みんな愛に飢えているのだろう。 モリーの言葉で印象に残ったのは以下の部分。 人生に意味を与えてくれる道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に目的と意味を与えてくれるものを創り出すこと。 生きている間に、いずれ死ぬことを認めて、準備をすること。「するべきことを全てやっているか? なりたいと思う人間になっているか?」 「若さに執着するのは、人生に満足していないから。 今の人生の良いところを見つけなければならない。」 「何もかも多い方がいい。それを繰り返し聞かされることで、他の考えを持たなくなる。何が本当に大事なのか見境がつかなくなる。 愛に飢えているから物質的なもので間に合わせている。」 「恐怖、悲しみといった感情に自分を投げ込み、十分に経験する。それを経験したらそこから自分を引き離す」 「自分を許せ。人を許せ。待ってはいられない。誰もが時間があるわけじゃない」

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2025/08/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 この本を「人生の意味」について改めて考えさせられました。このストーリーの中で「愛」「文化」という言葉が何回も出てきましたが、特に「愛」について人生において一番大切なものと書いてあり、自分自身の「愛」についてこれからいろいろと考えると思います。  大学の教授モリーその教え子ミッチ・アルボムの愛が詰まったストーリーを読んで感動しました。大変勉強になった作品でした。

Posted byブクログ

2025/01/30

名古屋で電車の向かいに座っていた20代くらいの女性がニコニコしながらこの本を読んでいたので気になって図書館で借りてみた。 この歳になるといろんな事を考えるもので、病気や怪我で体が不自由になったらじぶんはどうするのかなとかもその一つで、この本はそのヒントがたくさんあった。 間違いな...

名古屋で電車の向かいに座っていた20代くらいの女性がニコニコしながらこの本を読んでいたので気になって図書館で借りてみた。 この歳になるといろんな事を考えるもので、病気や怪我で体が不自由になったらじぶんはどうするのかなとかもその一つで、この本はそのヒントがたくさんあった。 間違いなく良書。

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2023/08/02

良い本でした。死ぬときが分かるとやりたい事が変わる。大変なときそばにいてくれるのは家族。など同感するところが多々あった。映画も観てみたい。

Posted byブクログ

2021/06/08

 「武田鉄矢の今朝の三枚下ろし」で取り上げられていた本。人が老いるとはどういうことか,幸せとは何か。死を前にして,人は冷静にいられるのか,いられるとすればどういう人なのか。いろいろなことを考えさせられる本なのだろうと思って手に取りました。実際,その通りでした。 「そう。自分を引...

 「武田鉄矢の今朝の三枚下ろし」で取り上げられていた本。人が老いるとはどういうことか,幸せとは何か。死を前にして,人は冷静にいられるのか,いられるとすればどういう人なのか。いろいろなことを考えさせられる本なのだろうと思って手に取りました。実際,その通りでした。 「そう。自分を引き離す。これが大事なんだよ。私みたいに死にかけている人間だけでなく,君みたいに健康そのものの人にとっても。引き離すことを学べ,だ」 …(中略)… 「はああ,考えたね,ミッチ。だけど,切り離すっていうのは,経験を自分の中にしみこませないことじゃない。むしろその反対で,経験を自分の中に十分しみこませるんだよ。そうしてこそ,そこから離れることができる」(p.106~107) 「ほんとうのところ、私自身の中にすべての年齢がまじり合っているんだよ。三歳の自分、五歳の自分、三十七歳の自分、五十歳の自分ていうように。そのすべてを経験して、どんなものだかよくわかっている。子どもであるのが適当な場合には、喜んで子どもになるし、思慮深い老人であるのがいい場合には、喜んでそうなる。何にだってなれるんだ! 私は今のこの年までのどんな年齢でもある。わかるかい?」  ぼくはうなずいた。 「今の君の年代をうらやましがってなんていられないよ――前に自分がそうだったんだから」(p.124)  死を前にしたモリー先生から,大学での元教え子が学ぶ。本当にあったお話です。

Posted byブクログ

2024/09/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

実はね、ミッチ。いかに死ぬかを学べば、いかに生きるかも学べるんだよ こんなに物質的なものに取り囲まれているけれども、満たされることがない。愛する人たちとのつながり、自分を取り巻く世界、こういうものをわれわれは当たり前と思って改めて意識しない 悲しむことには癒しの力があります。あなたもその力を見つけてください 互いに愛せよ。さなくば滅びあるのみ こうしてあげたいと、心のそこから出てくることをやるんだな。そうすれば、不満を覚える事は無い。羨むこともない、人のもの欲しがることもない

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2019/03/07

著者は人気スポーツコラムニストのミッチ・アルボム氏。本書は大学の恩師で社会学教授のモリー・シュワルツ先生との最後の日々を描きます。モリー先生の病名は筋萎縮性側索硬化症(ALS)。20万人に1人の割合で発症する珍しい病気ですが、現在のところ治療法がなく、罹患すると死を待つしかないと...

著者は人気スポーツコラムニストのミッチ・アルボム氏。本書は大学の恩師で社会学教授のモリー・シュワルツ先生との最後の日々を描きます。モリー先生の病名は筋萎縮性側索硬化症(ALS)。20万人に1人の割合で発症する珍しい病気ですが、現在のところ治療法がなく、罹患すると死を待つしかないというおそろしい病気です。 この本の最大の功績は、ALSがどんな病気で、どのように病状が進み、患者は何を考え、家族や友人はどう対応するかという例示を与えてくれたこと。 そして、死を覚悟した人間がどうすれば、残りの短い時間を肯定的に生きられるのか、ヒントを与えてくれたことです。 本書はアルボム氏とモリー先生の会話で構成されます。個人的には、次の言葉が印象に残りました。 「ミッチ、私はね、それ以上自分をあわれむことを許さないんだ。毎朝ほんのちょっと。2、3粒涙を流せば、それでおしまい」 「必要なときには、まず思いっり泣く。それから、人生にまだ残っているいいものに気持ちを集中するんだ」 「自分を許しなさい。そして、人を許しなさい」 ほとんどの書評で、本書は高く評価されています。ただ、本書は読者を選ぶと思います。本屋さんに行って、本書を手に取り、モリー先生の言葉に感ずるものがあれば、ご購入頂ければと。

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2017/01/08

映画を以前観ました。ジャックレモンの遺作だったような気がします。読後感は、なんだかピンと来ません。私の読解力の無さなんでしょうか。もう一度、読んでみようかと思います。

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2016/09/17

難病に立ち向かうモリー先生の姿が素晴らしいと思う。 近い将来、確実に死がくると分かった際に、自分には何ができるのだろうか。少なくとも、モリー先生に近づきたいとは思う。 とはいえ、高僧の話を読んでいるような感じで、日々の生活に何かしら影響を与えるかというと、ちょっと私にはそのような...

難病に立ち向かうモリー先生の姿が素晴らしいと思う。 近い将来、確実に死がくると分かった際に、自分には何ができるのだろうか。少なくとも、モリー先生に近づきたいとは思う。 とはいえ、高僧の話を読んでいるような感じで、日々の生活に何かしら影響を与えるかというと、ちょっと私にはそのようなヒントは感じにくかった。人とのふれあい方もアメリカ的であり、深いところでは共感しずらい点も多く、読み進めるのが少しつらかった。

Posted byブクログ

2016/02/15

モリ―先生は素晴らしい人。社会学に興味を持った。間違った文化に惑わされずに、自分の文化を創造していこうと強く思った。風潮に流されてしまいがちだが、どう生きたいか、人生の価値基準を自分で持ち、毎日を大事に生きていく。人は老い、必ず死ぬのだもの。

Posted byブクログ