すべてがFになる の商品レビュー
彼のデビュー作です。講談社の第一回メフィスト賞の受賞作です。「メフィスト賞」はミステリー好きの人は聞いたことがある賞だと思います。 これが彼のデビュー作となるわけなのですが「さすがメフィスト」と思ってしまうような、面白さでした。数学用語は、やっぱりよくわからないのですが用語を理...
彼のデビュー作です。講談社の第一回メフィスト賞の受賞作です。「メフィスト賞」はミステリー好きの人は聞いたことがある賞だと思います。 これが彼のデビュー作となるわけなのですが「さすがメフィスト」と思ってしまうような、面白さでした。数学用語は、やっぱりよくわからないのですが用語を理解していなくてもきちんと楽しんで読む事が出来る(理解している方が面白いのだと思いますが)そして、理系ミステリーにハマっていく。そんな一冊です。
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これは実際に大学で建築を教えている先生が書かれたものです。かなり面白く、全作品買ってしまっています。とても難しい作品のように見えますが、トリックとしては実にシンプルで、最後にはやられた!となってしまいます。かなりお気に入りの一冊です★
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実は作者の森博嗣さんは大学時代のサークルの大先輩らしいのですが、数世代違うため直接の面識はありません。しかも私の在学当時はまだデビュー前だったので後輩という特権を使って研究室に無理やりおしかけようという気も起きませんでした。ああ、もったいない(笑)。 内容は冒頭から中盤までダラダ...
実は作者の森博嗣さんは大学時代のサークルの大先輩らしいのですが、数世代違うため直接の面識はありません。しかも私の在学当時はまだデビュー前だったので後輩という特権を使って研究室に無理やりおしかけようという気も起きませんでした。ああ、もったいない(笑)。 内容は冒頭から中盤までダラダラと退屈な感じがしますが、そこからラストに至るスピード感には感服いたしました。このシリーズを全部読んでみたいなと思ってしまいます。
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冒頭、真賀田博士と萌絵の会話に面食らう。理解するには読む速度の3倍くらい要りそうだったので流し読む。難解であると聞いていたので、中盤まではともかくトリック解説と動機の部分だけ3倍かけて読んでみた。言ってることは理解できるが、どうも納得できない。でも、納得しなくてもよいのかもしれな...
冒頭、真賀田博士と萌絵の会話に面食らう。理解するには読む速度の3倍くらい要りそうだったので流し読む。難解であると聞いていたので、中盤まではともかくトリック解説と動機の部分だけ3倍かけて読んでみた。言ってることは理解できるが、どうも納得できない。でも、納得しなくてもよいのかもしれない。そう思わせる内容でした。(2004/09/26)
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孤島の研究所で、隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。密室のはずの彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れる。犀川&萌絵シリーズ第1弾。シリーズが進むたびにラブ・コメディ化しているように思うので(それはそれで面白いけど)この本だけ紹介。 著...
孤島の研究所で、隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季。密室のはずの彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れる。犀川&萌絵シリーズ第1弾。シリーズが進むたびにラブ・コメディ化しているように思うので(それはそれで面白いけど)この本だけ紹介。 著者が工学部助教授だけあって、ちょっとしたエピソードが理論的で面白かった。衝撃的ではないが、楽しめる一冊。
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初めて読んだのは中学生のとき.友達に進められて一気に読んでこんな本とは始めてであったと衝撃的だった.
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犀川&萌絵シリーズの1作目。この前に「詩的私的ジャック」を読んでたので、初めてではないんですが、初めて読んだなら、驚きの連続だったのでは?お嬢様学生萌絵の謎解きがメインなんですが、それ以外にも理系的な言い回し、詩的な言い回しが多くあり、ミステリーっぽさがあまりない。それが魅力的に...
犀川&萌絵シリーズの1作目。この前に「詩的私的ジャック」を読んでたので、初めてではないんですが、初めて読んだなら、驚きの連続だったのでは?お嬢様学生萌絵の謎解きがメインなんですが、それ以外にも理系的な言い回し、詩的な言い回しが多くあり、ミステリーっぽさがあまりない。それが魅力的になっている。ダイイングメッセージ「すべてがFになる」とは・・・すべてとは何か?Fとは何か? プログラマでなければ解けない謎解きのような気もしますが、謎解き以外の人物描写もすばらしいです!
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文章が死んでる。 人物も微妙。 理系の知識をちょこっと使ってるだけで「理系ミステリ」てのはどうかと思うですよ。
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森博嗣氏の作品で、最初に手に取ったのがこの作品です。読了後「ああ、いい作家に出会ったなぁ」と思いました。ここから続くS&Mシリーズはすべて購入。読むべし。星の数はS&Mシリーズ全てへの評価ということで。
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この作品は10作完結の「S&Mシリーズ」と呼ばれるものの1作目で、独特の文体で新感覚のミステリだと当時(あくまで当時)は思った。というのも、・・・まぁ、いいにくいんだがこの作家の近作は品質の劣化が激しく、要するに面白くなくなったと言っているんだが、時折出す短編でこのシリー...
この作品は10作完結の「S&Mシリーズ」と呼ばれるものの1作目で、独特の文体で新感覚のミステリだと当時(あくまで当時)は思った。というのも、・・・まぁ、いいにくいんだがこの作家の近作は品質の劣化が激しく、要するに面白くなくなったと言っているんだが、時折出す短編でこのシリーズの主役のその後を何度も描いているため、個人的にはこのシリーズの価値がどんどん低くなっていっている気がしてならない。因みにこの作品は本来2作目だったらしいが、派手なシーンが多いのでこちらをデビュー作にまわしたらしい
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