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津軽 の商品レビュー

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15件のお客様レビュー

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 太宰が、故郷の津軽…

 太宰が、故郷の津軽を旅行し、懐かしく回想する作品。育ての親ともいうべき「たけ」との再開は目頭が熱くなる。

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アンビバレントな感情…

アンビバレントな感情をテーマにした作品であり、人間の愛についての紹介書である。

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太宰治の故郷である津…

太宰治の故郷である津軽を、太宰治が書き付けます。

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放蕩息子の帰還。故郷…

放蕩息子の帰還。故郷津軽に対する愛憎織り混ざった著者の屈折した思いは実の母とも思う乳母たけに再会するクライマックスで癒される。

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2024/02/27

ラストシーンで思わず 涙が。 忘れえぬ人と数十年来 に出逢えたとき、 このように人はしばし 言葉を失うんですね。 逢いたい、逢いたいと 想い続けた人を目の前 にして、 頭が真っ白になるのは 人間の美しさだなと。 やがて、心が落ち着き を取り戻したとき、 想いが堰を切っ...

ラストシーンで思わず 涙が。 忘れえぬ人と数十年来 に出逢えたとき、 このように人はしばし 言葉を失うんですね。 逢いたい、逢いたいと 想い続けた人を目の前 にして、 頭が真っ白になるのは 人間の美しさだなと。 やがて、心が落ち着き を取り戻したとき、 想いが堰を切って溢れ 言葉がもつれる様まで 美しい。 生涯忘れられない読書 体験となりました。

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2022/06/19

今日6月19日は桜桃忌。太宰治の誕生日であり、亡くなったのも6月で亡骸が見つかったのが6月19日にちなんで太宰忌とされたそうです。 太宰治の風土記であり、故郷の思い出や最後は幼少期の育ての親「たけ」との出会いを綴った自己再発見の旅でもあった紀行文ですね。 私は太宰治の作品で「津軽...

今日6月19日は桜桃忌。太宰治の誕生日であり、亡くなったのも6月で亡骸が見つかったのが6月19日にちなんで太宰忌とされたそうです。 太宰治の風土記であり、故郷の思い出や最後は幼少期の育ての親「たけ」との出会いを綴った自己再発見の旅でもあった紀行文ですね。 私は太宰治の作品で「津軽」が一番好きです。太宰治の素直な気持ちがよく出ていて、ユーモアも溢れて人情味豊かな温かい文章が良いですね。津軽への愛着と家族への思いもあり、太宰治の人柄がよく出た作品だと思います。

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2022/06/11

純文学で土地の説明などで難しい部分はあるけれども、全体的に楽しい旅物語で読み進めやすかったです。特に旅先でのお酒シーン(殆どの呑んでいるのだが)は読んでいて自分も旅先でお酒を飲みたいなぁ…と憧れてしまいました!笑

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2015/01/20

あまり太宰治の知識がない状態で読んだので、「~ちゃった」と言う太宰治に面白く感じた。 数か月前に読んだ本で、太宰治の超基礎知識については学んだつもりなので、それを踏まえてもう一度読んで、どう感じるのかを考えてみたい。

Posted byブクログ

2014/05/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

名作。ふるさとに対する愛情が全編に溢れている。「おのれの肉親を語る事が至難な業であると同様に、故郷の核心を語る事も容易に出来る業ではない。」 春の津軽平野の風景の描写で胸がいっぱいになった。

Posted byブクログ

2014/03/23

郷土愛。 青森へ行きたくなります。 お酒も飲みたくなる。 また、カッコ悪くも魅力的な太宰治がたくさん詰まってます。 本当に憎めない愛されキャラ!

Posted byブクログ