キリンと暮らす、クジラと眠る の商品レビュー

アクセルハッケ(著者),那須田淳(訳者),木本栄(訳者),ミヒャエルゾーヴァ

2011/04/13

動物はそれぞれに美しくユーモアな存在。

ミヒャエル・ゾーヴァの挿絵につられて手に取った本。
作者についてはあまり詳しくしらないのだが…。
あとがきから、この楽しい文章がきちんと生物学的 裏付けをもって
書かれたものだと知ってユーモアのセンスと賢さは比例すると思った。

ゾウが品種改良で大型犬ぐらいの大きさになったら!?
そりゃ飼いたいでしょう!!

2010/01/07

いかにして動物と共存していくか、という主題を動物目線で考える本。
「私は君の事が大好きさー！！」という人間ならではの熱意で押し切られている本：笑

2010/01/08

実に自由な本で、楽しかったです（笑）。
実在している（らしい）文献を参考に、あらゆる生物についてユーモラスを交えながら自由に想像しています。
その想像力の豊かさに感服でした。
満足度は★★★★☆。
ゾーヴァの挿絵もグッドでした。

2009/10/07

絵：ミヒャエル・ゾーヴァ

そっと隣にいるあなたのペットと心通じてますか

ゴキブリ…命がけの片思い
パグ…小さなボディーガード
グレートデーン…ビスマルクの右腕
カメレオン…喜怒哀楽の七変化
ゴールデンハムスター…ゴールドラッシュ・未来編
プードル…インテリという名の足かせ
ゾウ…ぼくたちの安らぎのために　！

2009/11/11

もしかしたら、きりんは世界で一番美しい動物かもしれない。
動物たちと暮らすために書かれた、悲しい寓話集。

2009/10/04

小学生の時に表紙買した本　笑

動物を変わった角度から見直せる短編集

ユーモアやウイットに富みすぎているせいか

小学生の時分は全く理解できず投げうったが、中学せいの時
ナイトキャップにぴったりだった。

装丁もかわいくて上質で、絵も綺麗。
プレゼントにいいのかも。

2009/10/04

『ゴキブリよりｗ』
待ち受けているのが抹殺、毒殺以外にないにもかかわらず、ゴキブリたちは、しげしげと人間に近寄ってくる。まさに、破滅型の愛の典型といえるだろう。

2009/10/07

おしゃれ犬プードルの我慢と本音は?人間が卵を食べてしまうことをニワトリが知ったら?ヒキガエルのイボイボは何を意味するのか?虐待されても人間に近づくゴキブリの不屈の精進とは?フラミンゴはスーパモデルの生まれ変わり?キリンと星空を眺めたら?など、ぼくたちの心の奥にうず巻く生き物たちへの素朴な、とても素朴な疑問。そして彼らのかくされた生活と意見。

2009/10/04

いろいろな動物についての博学ぶりに驚かされる。クマからはじまって、ヒツジ、ヒキガエル、キリン等々動物といかに共存できるかについてリズミカルに書かれている。アクセル・ハッケのその視線は、動物を尊厳し畏怖する精神に則っている。いつか、キリンと暮らし、クジラと眠れる日がくるのではないか。と。

2009/10/04

この発想力に脱帽。一体どこまでが本当？って感じだけど、これを読むと動物を見る目が変わるかも･･･笑。