つきのふね の商品レビュー
中学生の「大人になった人には理解できない心のやわらかさ」をうまいこと物語の中で表現しているような感じです。何が正解で、どうすれば良いのか、自分も学生の時はもんもんとした気持ちになったことを思い出しました。 大人が読むと昔を懐かしく振り返られる。同世代の中高生なら、今の気持ちは自分...
中学生の「大人になった人には理解できない心のやわらかさ」をうまいこと物語の中で表現しているような感じです。何が正解で、どうすれば良いのか、自分も学生の時はもんもんとした気持ちになったことを思い出しました。 大人が読むと昔を懐かしく振り返られる。同世代の中高生なら、今の気持ちは自分だけじゃないんだと勇気づけられる、そんな本です。 ボリュームも程よく、あっという間に読み終えられるのも「読書した感」が味わえます。
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優しい文書が良かった。 読みやすかった。 女子中学生の日常や心情が書かれていて良かった。 この本を選んだきっかけは「森絵都さん」で図書館で探していて目に付いたから。
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例え自分には価値がないと思っていても、自分をかけがえの無いものだと思ってくれている人はきっといる。その人の為にも生きていこう。そんなメッセージを受けとりました。ストーリーとしては私には少し物足りなく感じました
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10代の頃鬱の中生きていた私が、毎日のように繰り返し読んでいた大切な本。 いつのまにか智さんの年齢を越してしまったけれど、読むたびに智さんに恋をします。
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一歩間違えると誰でも心の病になる。それほど、 今という時代は生きにくい世の中、 いつの世でも同じだったろうけど 特に10代はそうだ。 不登校、いじめ、ちょっとのボタンの掛け違い、 言葉の行き違い、弱くなったのか、ナイーブすぎるのか。 自分は 今こそ図太く生きてるが〜 安心か...
一歩間違えると誰でも心の病になる。それほど、 今という時代は生きにくい世の中、 いつの世でも同じだったろうけど 特に10代はそうだ。 不登校、いじめ、ちょっとのボタンの掛け違い、 言葉の行き違い、弱くなったのか、ナイーブすぎるのか。 自分は 今こそ図太く生きてるが〜 安心か不安しかない。 それは信じられるか、信じられないかだろう 一人でもいい、 そばに一人信じられる人、理解できる人がいればどれだけ人は救われるだろう。 立て続けに苦しいものばかり読んでしまった。 本文よりー あたしはちゃんとした高校生になれるのかな。 ちゃんとした大人になれるのかな。 ちゃんと生きていけるのかな。 未来なんかこなきゃいいのにー 一番希望に満ち溢れてる時にこんな気持ちにさせる事自体かわいそう、おとなが悪い。 智の友達ー露木幸一の手紙 人より壊れやすい心にうまれついた人間は、それでも生きていくだけの強さも同時にうまれもってるもんなんだよ。ーこの言葉に救われる。 幸一は信じてくれている。 わからないけど、この信じてくれてるこころが、必ず伝わると信じたい。
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流石、森さんですね。高校生くらいをメインターゲットにした小説だと思うけど、大人も十分読めます。心に弱さや不安を抱えてる人に。
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このごろあたしは人間ってものにくたびれてしまって、人間をやってるのにも人間づきあいにも疲れてしまって、なんだかしみじみと、植物がうらやましい。 今の時代は昔よりずっと大変だから、誰でもすぐに狂ってしまう。でも、狂わない人もいる。それは、きっとこの世には小さくても尊いものがあって...
このごろあたしは人間ってものにくたびれてしまって、人間をやってるのにも人間づきあいにも疲れてしまって、なんだかしみじみと、植物がうらやましい。 今の時代は昔よりずっと大変だから、誰でもすぐに狂ってしまう。でも、狂わない人もいる。それは、きっとこの世には小さくても尊いものがあって、そうゆうものが助けてくれるのかも。 中学生から大人まで、心が少し疲れてしまっている人に読んでもらいたい作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白く読んだけどティーンエイジャー向けなのかなあという印象。高校進学だったり、女の子たちの少しめんどくさい人間関係だったり、心を病んでしまっている人の助けになりたかったり、色々。
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親友の梨莉と喧嘩中の中学2年のさくらが心の安寧を求めて通うのは”智さん”の部屋。 その3人の間を駆けずり回る勝田くん。 方舟、万引き、補導、ドラッグ、放火と彼らを取り巻くものは多種多様。 最後まで世間(ご近所か?)を騒がす青春ストーリー。
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青春期特有の女子同士の人間関係。距離を置きたくても置けない、近寄りたくてもできない、そんなもどかしさが感じられた。
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