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1968ナルチシズム革命 の商品レビュー

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2017/12/18

この本は一体なんだろう?宮崎勤と酒鬼薔薇の事件の読み解きの書。打った先の見えないホームラン?みたいな感じ。(つまり打球の行方がわからない)他者のアナグラム読解を批判していたが同じことが本書にも言えなくもない。ただし、確かにそうかもしれないと思う箇所もあり特殊な読み解きのハイリスク...

この本は一体なんだろう?宮崎勤と酒鬼薔薇の事件の読み解きの書。打った先の見えないホームラン?みたいな感じ。(つまり打球の行方がわからない)他者のアナグラム読解を批判していたが同じことが本書にも言えなくもない。ただし、確かにそうかもしれないと思う箇所もあり特殊な読み解きのハイリスクハイリターン的な要素が強く感じられる。しかし、膨大な資料を読み込んでいるのは確かでそこからの独特の読み解きには迫力がある。だから評価が難しい。どんな人だったのかなーと読んでいて思った。狂人ではないか? と思わないでもない。読み解く相手が宮崎と酒鬼薔薇なんだからマトモな神経ではついていけないのも確か。その読み解きの正当性については容易に肯定はできないものを残している。ただ、鬼気迫る迫力に対しての評価はあってもいいと思った。

Posted byブクログ