失踪症候群 の商品レビュー
症候群シリーズ。世の中にはいろんな人がいる。あと2作も楽しめるこの胸の高鳴り!!!。期待しちゃうね。
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『慟哭』のジェットコースターっぷりに手に汗握らされ大いにだまされた衝撃…あの期待値のまま、3部作を一気買い→積読、してあったものに、ようやく重い腰を上げて手を出し、一冊目読了。さらっと読みやすく、それなりに面白い。けどそれなりに…という感じでした。たとえて言うなら、良質の火曜サス...
『慟哭』のジェットコースターっぷりに手に汗握らされ大いにだまされた衝撃…あの期待値のまま、3部作を一気買い→積読、してあったものに、ようやく重い腰を上げて手を出し、一冊目読了。さらっと読みやすく、それなりに面白い。けどそれなりに…という感じでした。たとえて言うなら、良質の火曜サスペンス劇場拡大版@2時間半を見て満足!でも明日には忘れてる、という感じ。 失踪する若者たちの苦悩が描きたいのか、ドラマ化しやすい「左遷(風)警官×その私兵=現代の秘密戦隊!」が描きたいのか、どちらも中途半端…。 失踪する人たちが気の弱い弱者ってパターンばかりなのも、描かれている団塊ジュニアと同世代なこちらには実感としてあまり響かない。もちっとしたたかですぜ。団塊ジュニアは(という世代論があるとして、ですが…否定派)。 元刑事の探偵・原田と娘さんとの衝突と和解は、ほんわか読めて○。 男性の書いた小説によくある、母親たちの没個性的な描写が残念。
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ここ数年の若者達の失踪に奇妙な共通点を発見した酒井刑事部長は、環敬吾を呼び出した。普段は警務部に身を置き、地味な事務仕事をこなすだけのいわゆる”窓際族”と思われている環だったが実は、警察の裏捜査のリーダー的役割を担っていたのだ。環が招集をかけ、原田、武藤、倉持が調査に乗り出す。...
ここ数年の若者達の失踪に奇妙な共通点を発見した酒井刑事部長は、環敬吾を呼び出した。普段は警務部に身を置き、地味な事務仕事をこなすだけのいわゆる”窓際族”と思われている環だったが実は、警察の裏捜査のリーダー的役割を担っていたのだ。環が招集をかけ、原田、武藤、倉持が調査に乗り出す。 すでに3番目の「殺人症候群」を読んでしまっていたが、これが三部作の1番目の作品ということらしい。今回は、元刑事で今は私立探偵の原田目線で事件は進み、彼の娘も関与してくる。環を含め、他のメンバーに関してはシリーズの今後のために紹介程度で種をまいた感じかなぁ。ストーリーに関しては事件の真相がわかっても、正直ふーんという感じ。そもそも戸籍の入れ替えって、実際に実現可能かどうかの前に、こんな若者達に需要があるもの?
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この本は、2度目の挑戦です。 中学時代から興味があって、題名に惹かれていたんですけどね。 一度目は高校に入ってから読んでみました。 環さんと武藤さんがクールなんですけどね、今回の事件では原田さんが中心で。しかも娘との確執とかもあって…。 そんでもって暴行シーンが後半になって続々...
この本は、2度目の挑戦です。 中学時代から興味があって、題名に惹かれていたんですけどね。 一度目は高校に入ってから読んでみました。 環さんと武藤さんがクールなんですけどね、今回の事件では原田さんが中心で。しかも娘との確執とかもあって…。 そんでもって暴行シーンが後半になって続々と出てきて、読後感は胸やけ気味なかんじでした…。 だから一度目に読んだ時は、それほどおもしろく感じなかったから、1作しか買わずに終わったんです…。 だけど二度目は、やっと東京の地理もわかってきて、戸籍とか住民票の仕組みも理解できたので、前より楽しんで読めました。 中年男たちが極秘のミッションに取り組むというハードボイルド要素の魅力もわかってきたみたいです。 3部作全部読んでみたいなとおもえるくらいにはハマりました。 30代後半から40代しか出てこないようなものですが、原田さんにも哀愁感じたりして。 次回は倉持さんとかも活躍するといいなぁと期待しつつ、本屋に行って次巻を買ってこようと思います。
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貫井氏の「症候群シリーズ」第一弾。 最近よく貫井氏の本を読んでいるが、 理由は「古本屋でよく売ってるから」(^ ^; 学生時代から貧乏をこじらせているので、 私は「定価でものを買わない人」なのだ。 さてお話は、「サスペンス・アクション」 とでも言うのでしょうか、 エンタテイン...
貫井氏の「症候群シリーズ」第一弾。 最近よく貫井氏の本を読んでいるが、 理由は「古本屋でよく売ってるから」(^ ^; 学生時代から貧乏をこじらせているので、 私は「定価でものを買わない人」なのだ。 さてお話は、「サスペンス・アクション」 とでも言うのでしょうか、 エンタテインメント性が高くて 娯楽作品として楽しく読めました。 ただ、貫井氏の作品にしては、 「人間の悲しみへの洞察」に深みがなく、 登場人物のキャラクター付けが マンガっぽくなってしまっている印象。 テレビの2時間ドラマを見ているような。 悪者側にも正義の側にも、もっと丁寧に やむにやまれず今の状況に陥ってしまった バックグラウンドが描かれていると、 より感情移入できるのになぁ...(^ ^; でも、分かりやすい伏線でミスリードして、 「こういう話かな」と思わせておいて、 意外と早い内にそのことについては 「ネタ晴らし」してしまったりと、 飽きずに読ませる工夫はさすがですが。
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貫井 徳郎さんの失踪症候群 今回貫井さんの作品は初めてです。 どうやら第3作目となる本作。 順番を飛ばしてしまいましたが全然問題なく楽しめました。 話の内容は、失踪する若者が増加していることに目をつけた警察が捜索をする。 元警察官の探偵が知り合いの警察に頼まれて失...
貫井 徳郎さんの失踪症候群 今回貫井さんの作品は初めてです。 どうやら第3作目となる本作。 順番を飛ばしてしまいましたが全然問題なく楽しめました。 話の内容は、失踪する若者が増加していることに目をつけた警察が捜索をする。 元警察官の探偵が知り合いの警察に頼まれて失踪事件を調べていくと娘とのつながりが出てくる。 若者はただ失踪しているのではなく、人生はじめからやり直したい。という安易な気持ちから戸籍移動をする。そのため顔と戸籍がバラバラになっているため警察の捜索は難航する。 謎解きや、読み進めると話が繋がっていくところが面白かったんですが、そこまではらはらドキドキもなく、若者の自分本位による甘い考えから生じた事件というのにも共感できなかったのには残念。 でも、戸籍って確かに顔写真とかDNAが載っているわけじゃないから勝手に人が変わってても分からなそう・・・。 パスポートとか運転免許証を入れ替わってから入手したら尚更な気がする・・けどそんなに簡単にはならないのかな?これから何年も経ったら顔写真とかデータ化されるのかな?なんて思ってしまいました。 今作は全体的に読みやすかったので、この流れで是非多作も読んでみたいと思いました。
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『症候群』三部作の第1弾。 面白いです。 読み始めると止まりません。 真夏に暑さを忘れて読んだミステリー。
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アイディアは面白いと思うのだけれど それを《小説》として昇華しきれてない感じを受けた。 ところで探偵って警官OBばっかりなんですか?
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失踪する若者たちの理由なんて他人からしたらバカバカしい 父親と上手くいかないからって自殺未遂する娘もリアル感ナシ いろんな職種の元警察官たちを使って現役警官が元締めとなり 世間を欺いて警視庁の裏の仕事をするところは必殺仕事人のよう 父と娘のお涙頂戴ストーリーは、中途半端だから...
失踪する若者たちの理由なんて他人からしたらバカバカしい 父親と上手くいかないからって自殺未遂する娘もリアル感ナシ いろんな職種の元警察官たちを使って現役警官が元締めとなり 世間を欺いて警視庁の裏の仕事をするところは必殺仕事人のよう 父と娘のお涙頂戴ストーリーは、中途半端だから そこを削って、仕事人としての仕事部分をもっと楽しく格好よく書けば エンターテイメントとして楽しめたかも 好みではなかったせいか、読むのに時間がかかったゎー ( ・_ゝ・)< テレビ朝日で2時間ドラマでありそう
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ライトに読めます。 症候群シリーズは最後の「殺人症候群」がダントツだとは思うんですが いきなり「殺人~」から読まないで、前2作も読んだ方が絶対いいっすね~
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