クジラが見る夢 の商品レビュー
映画『グラン・ブルー…
映画『グラン・ブルー』の主人公のモデルとなったジャック・マイヨールがクジラと泳いだ幸福な日々の記録です。憧れるものを感じます。写真もたくさんありますよ。
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ジャックマイヨールと…
ジャックマイヨールとの交流をつづった本。彼と一緒にすごせる時間を持てた著者がうらやましいです。写真も豊富で美しい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジャック・マイヨール。映画「グラン・ブルー」のモデル。素潜りの世界記録樹立者。その人と池澤夏樹さんとの間にどんな関係があって、この一冊ができたのか。は、不明だが、ジャック・マイヨールが日本に縁があることを知った。九州の唐津で少年時代を過ごし、泳ぎと潜りを覚えたそうだ。池澤さんの目を通してみるジャックは超然としている。どこか厭世的な雰囲気もあるんだけれど、人懐っこい部分もあって、チャーミング。クジラと泳ぐくだりは吸い込まれそうになった。
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『〝クジラ〟強調月間始めました!』14 第14回は、池澤夏樹さんの『クジラが見る夢』1994年作品です。 ジャック・マイヨール。フリーダイビングで55歳にして105mの世界記録を樹立し、自伝を基にした映画『グラン・ブルー』もあります。 本書は、著書が海とともに生きるジャ...
『〝クジラ〟強調月間始めました!』14 第14回は、池澤夏樹さんの『クジラが見る夢』1994年作品です。 ジャック・マイヨール。フリーダイビングで55歳にして105mの世界記録を樹立し、自伝を基にした映画『グラン・ブルー』もあります。 本書は、著書が海とともに生きるジャックと3週間生活を共にし、ジャックの半生を辿りながら、生き様に迫る「幸福な日々」の記録です。 著者の目に映ったジャックからは、「何か〝偉大なもの〟に近づこう、自分の〝内なる力〟でそれを実行したい」という意志を感じるのでした。 水深105mのグラン・ブルーの青い暗闇も、シロナガスクジラ(と共に泳ぎたい、が見る夢を共に見たい)も偉大なものの一つでしたし、イルカのようなエレガントさを求めて、スキューバを使わずにフリーダイビングにこだわるのも、内なる力の一つなのでした。 文字が大きくページの余白に余裕があり、ブルーの写真も挟まれているので、抒情あふれる仕上がりになっているようです。 偉大なものへの憧れ、内なる力を信じて追求…、こんな姿勢に、イルカやクジラとの距離が縮まったのかなと思いました。 捕鯨に関する小説・ノンフィクションを数冊読んでいたので、新鮮な感覚で読むことができました。
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もっと真っ青な写真のついた大型の本だった。 その本は登録になさそうだった。 ジャックマイヨール。 永遠の少年。
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幸福な日々の記録。読了感は瞑想後のような旅行後のような。 2017.8.9 3週間ジャックと共に過ごした日々の記録。記憶の奥深ーくに残るだろう、残ってほしい。 クジラは大きな脳を持ちながら物質的なことは考える必要がない、とすればあとは哲学的な瞑想(夢)しかないじゃないか ...
幸福な日々の記録。読了感は瞑想後のような旅行後のような。 2017.8.9 3週間ジャックと共に過ごした日々の記録。記憶の奥深ーくに残るだろう、残ってほしい。 クジラは大きな脳を持ちながら物質的なことは考える必要がない、とすればあとは哲学的な瞑想(夢)しかないじゃないか クジラが見る(夢)を共にみたい。一緒の時を過ごしても、クジラもイルカも海へ、ジャックは船へ帰る。淋しそうな満足の表情。幸福だけじゃない、多分それがいい。 2020.6.20
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ジャック・マイヨール。 映画グランブルーのモデルになった人物、憧れるひと。 ジャック・マイヨールという人 そのものが伝わってくる描写。 その心の広い海の人とカリブ海で過ごした至福の時間。 時間の流れが明らかに異なる、でも確かに実在した時間。 宝物みたいな時間が詰まった旅行記。...
ジャック・マイヨール。 映画グランブルーのモデルになった人物、憧れるひと。 ジャック・マイヨールという人 そのものが伝わってくる描写。 その心の広い海の人とカリブ海で過ごした至福の時間。 時間の流れが明らかに異なる、でも確かに実在した時間。 宝物みたいな時間が詰まった旅行記。 さらに高砂氏の写真がとても素敵だ。どれも波の音、水の中の独特の無音、イルカ達の鳴き声、そしてジャックの呼吸が聞こえてきそうなショットばかり。 ジャック・マイヨールのように、シンプルに真っすぐ生きていたいと思わせてくれる1冊。
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日本のプロフリーダイバー、篠宮龍三さんが敬愛するジャック・マイヨールとの旅を綴った詩的な本。 星の王子様の翻訳で有名な池澤夏樹さんと、海洋写真で有名な高砂淳二さんという、 私からすると奇跡的な組み合わせで作られた一冊。 電子書籍で刊行してくれたこと、大変に嬉しく思います。 全...
日本のプロフリーダイバー、篠宮龍三さんが敬愛するジャック・マイヨールとの旅を綴った詩的な本。 星の王子様の翻訳で有名な池澤夏樹さんと、海洋写真で有名な高砂淳二さんという、 私からすると奇跡的な組み合わせで作られた一冊。 電子書籍で刊行してくれたこと、大変に嬉しく思います。 全体を通して、ひたとクジラを追いかける優雅でいて、ちょっと浮世離れした、 ずっと海の中に潜っていることを思わせる本です。
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クジラやイルカの話も興味深いけど、やはりジャック・マイヨールという人の生き様が心に残る。最も印象的なシーンは、スキューバダイビングをやらない理由についての問うた時に、「あれはエレガントではない」と答えるところだ。そのひと言に、彼の自然や人間に対する哲学が凝縮されているように感じた...
クジラやイルカの話も興味深いけど、やはりジャック・マイヨールという人の生き様が心に残る。最も印象的なシーンは、スキューバダイビングをやらない理由についての問うた時に、「あれはエレガントではない」と答えるところだ。そのひと言に、彼の自然や人間に対する哲学が凝縮されているように感じた。たしかに、写真のなかのジャック・マイヨールは、一見みすぼらしいおじいさんのようでいて、とても「エレガント」に映る。それは、己の肉体一つで海と向き合ってきた誠実さ、真摯さから来ているようにも思われる。 ネットで人物検索をすれば、ここに描かれた姿とは違う一面も持っていたようだし、それが自死という意外な最期を招いたのかもしれない。でも、この幸福な日々の記録も、きっと真実の一部分であったはずだ。矛盾のない人間などいないだろうから。
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池澤さんがフリーダイビングの元世界記録保持者、 ジャックマイヨールと過ごした日々の記録。 透き通る青い空の中、 深い深い海をクジラのように悠然と、 イルカのように自由に。 大きいな。
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