邪馬台国はどこですか？ の商品レビュー

鯨統一郎(著者)

2009/10/04

鯨統一郎氏のデビュー作。
古代史および、日本史好きな人には超お薦め品。

この所、色々な歴史本が出ているが、やはりそれだけでは物足りないという人にもお薦め。

ただの歴史書ではなく、物語としても全然読める一冊になっている。

2009/10/04

超面白いんですけど！
QEDを読んで、「事件はいらないよなぁ、歴史のなぞだけでいいんじゃん？」と思った方はぜひ読んでください。
キャラクターも好きです

2010/09/24

短編でこのネタはもったいねぇ！　
と心の底から思います。
表題にもなっている「邪馬台国」に関しては、私うっかり信じかけてますよ……。

2009/10/04

歴史ミステリイ、というか、歴史の新解釈の薀蓄短編集、みたいな。

邪馬台国の場所の話は、妙に、なるほど、スゴイ！と感動。
仏陀については、悟りって、そういうモノか？と納得できず。
明治維新については、なんだこりゃ！でした。

腑に落ちない話と、スゴイ話が混在、のような。

2009/10/04

厳密に言ったら、これは推理小説ではないと思うのです。しかし、こういう考え方もあるんだよ、という発想の転換が目からウロコの作品集です。邪馬台国の場所、仏陀の悟りを開いた時期、聖徳太子の正体、明治維新の黒幕、イエス・キリストの復活、本能寺の変について面白い意見交換が、とあるバーでなされているという形です。話し手の注文する食事メニューも美味しそう。

2010/02/06

歴史を違う角度から見るだけで、これほどまでに新鮮な説が出て来るなんて！すごいなー。

鯨氏の分身と言っても良いであろう人物・宮田さんの解釈は荒唐無稽に思えるけれど、読んでいるうちに思わず納得させられそうになります。そして、大半の読者の分身的立場であろう人物・静香と宮田さんの口論（？）もユーモアたっぷりで面白い。

私はそれほど歴史に詳しいわけではありませんが、それでもとっても楽しく読めました。有名な歴史の常識に目新しい解釈、または衝撃的な解釈を求めている方には特にオススメです。

2009/10/04

一風変わった歴史ミステリー。ミステリー言っても殺人事件は起きないので安心してください。高校の日本史が大好きだった人なら絶対読んで欲しい。登場人物はたった4人かつバーのカウンターから1歩も動かない密室会話なのになんでこんなに面白いのか！デビュー作とは思えないほど完成された与太話は必読ですよ！

2009/10/04

邪馬台国は東北にあり、推古天皇と聖徳太子は同一人物、織田信長は人格障害者。とんでもない、でたらめ言うな！なんて思ってしまいそうなんだけど、きちんと筋道が通っていて納得させられてしまう。六つのお話を読み終わる頃には歴史の教科書をすっかり信じられなくなってしまうくらい。お話も面白いし、オチも素敵。

2009/10/04

何という爽快な読後感！前書きから後書きに至るまで、全てウィットに富んでいます。純粋に楽しめました。（お教え下さったs氏とt氏に感謝！）

2009/10/04

読むしか無い。歴史の謎を解き明かしてくれます。ひねりも利いて落ちも決まっています。ミステリともSFともジャンル分けに入らない独自のジャンルですな。