ケンブリッジ・クインテット の商品レビュー
新潮クレスト「ケンブリッジクインテット」読んだ、面白かった。実在した学者5人による架空のAI議論。ヴィトゲンシュタイン、アランチューリング、シュレディンガーにCPスノウとホールディン(この2人のことは知らない)が物理数学哲学の領域で人工知能や精神について議論する。絶版なら勿体ない...
新潮クレスト「ケンブリッジクインテット」読んだ、面白かった。実在した学者5人による架空のAI議論。ヴィトゲンシュタイン、アランチューリング、シュレディンガーにCPスノウとホールディン(この2人のことは知らない)が物理数学哲学の領域で人工知能や精神について議論する。絶版なら勿体ない(おわり
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人工知能は可能だとする数学者チュ-リングを最左翼に、不可能とする言語学者ヴィトゲンシュタインを最右翼に置き、この二人の間に物理学者シュレディンガ-と遺伝学者ホ-ルディンを配して、人工知能の原理的な側面から認識論や認知作用まで架空論争を闘わせ、精神と機械の本質を明らかにしようとする。この架空対話を取り仕切る進行役は、文系人間と理系人間の不幸な分裂を鋭く指摘したC.P.スノ-である。 ’98年版。
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人工知能は人となり得るのか、そもそも人が人であることとはどういうことか。 本書は、英国政府の諮問会議という設定で、チューリングやヴィトゲンシュタイン等、20世紀の知の巨人たちが上記を討論したらどうなるか、というフィクション。 教養書として読む分には面白いが、フィクションとしてとら...
人工知能は人となり得るのか、そもそも人が人であることとはどういうことか。 本書は、英国政府の諮問会議という設定で、チューリングやヴィトゲンシュタイン等、20世紀の知の巨人たちが上記を討論したらどうなるか、というフィクション。 教養書として読む分には面白いが、フィクションとしてとらえると、やや眠い。
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http://tacbook.hatenablog.com/entry/2015/09/16/130844
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ケンブリッジ大学の昼食時、4人の学者が相席する事に・・・・・。 アラン・チューリング(コンピュータ基礎理論)、C・P・スノー(物理学者:二つの文化の断絶)、エルヴィン・シュレーディンガー(量子力学)。ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン(哲学者)。四人の会話はやがて、知能、言語、...
ケンブリッジ大学の昼食時、4人の学者が相席する事に・・・・・。 アラン・チューリング(コンピュータ基礎理論)、C・P・スノー(物理学者:二つの文化の断絶)、エルヴィン・シュレーディンガー(量子力学)。ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン(哲学者)。四人の会話はやがて、知能、言語、人工知能の実現可能性へと弾んでゆく。 こういうテーマに感心ある人には、たまらない対話小説。哲学入門にも!
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