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怪笑小説 の商品レビュー

3.5

321件のお客様レビュー

  1. 5つ

    47

  2. 4つ

    100

  3. 3つ

    138

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

    3

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なかなか面白いと思い…

なかなか面白いと思います。鬱積電車のラストの続きを想像すると恐ろしいですね。

文庫OFF

なかなか面白かった。…

なかなか面白かった。ほんとしょーもない話といえばそうなのだが、笑える作品もあった。

文庫OFF

思わず怪笑するような…

思わず怪笑するような話を集めた短編集。特に「動物家族」はラストが斬新すぎで衝撃を受ける。

文庫OFF

手軽に読める短編集で…

手軽に読める短編集で、作品ごとについている後書きが、ちょっとエッセイ風で面白いと思います。よくある話といえばそれまでですが、タイトルを見た時は怪談かと思った「おっかけバアさん」「しかばね台分譲住宅」などの話が好きです。

文庫OFF

短編小説が9つ入って…

短編小説が9つ入ってて、暇な時間に気軽に読めて良い。内容は「世にも奇妙な物語」にそのまま使えそうな感じでした。その1つの「超たぬき理論」には、いつの間にか私も納得して読んでしまってたのですがオチにやられました。

文庫OFF

ぜんぜん笑えない、陳…

ぜんぜん笑えない、陳腐で、ひねりの無い、出来の悪い短編小説集。作者が他の傑作を生んでいる作家でなければ、単なる駄作集。本人もそれを自覚しているのか、作品毎に言い訳めいたあとがきを書いているが、そちらの方が、よっぽど頷ける内容。

文庫OFF

2024/02/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今まで読んできた東野圭吾ミステリーとはガラッと変わったストーリーで、短編ということもありサクサク読めました。 東野圭吾さんの関西人の部分がよく出ている作品でした! 『鬱積電車』はその後の車内を想像するとカオスすぎて笑えるし、『おっかけバアさん』はかるくホラー! 『一徹おやじ』はぶっ飛んでるけど有り得そう。 『逆転同窓会』は教師というものの特性をよく捉えていて、塾講師の私にも刺さる部分があった。 『超たぬき理論』はたぬき愛が微笑ましいのに科学的な裏付けがしっかりある風で面白すぎた。 『無人島大相撲中継』はおじさんを叩かないであげてほしい笑。 『しかばね台分譲住宅』は恐ろしい攻防が後にスポーツになってるのが面白かった。 『あるジーサンに線香を』は1番好きだった!これは長編には敢えてしなかったって東野さんはあとがきで書いていたけれど、それでもおじいさんの人生をもっと沢山読みたかった! 『動物家族』は肇が可哀想すぎる、ゴジラみたいな見た目になったのかな。。

Posted byブクログ

2024/02/25

東野圭吾さんと言えば、今ではミステリーのヒットメーカーであるが、この短編集は独特の感性を持った物語の詰め合わせだった。 どの内容も世にも奇妙な物語のように、読み出したらクライマックスまで一気に引きづり込んで行く。

Posted byブクログ

2024/02/09

はははは。 小説を読みながら声を出して笑ったのは初めて。 私には爆笑小説でした。 長編の合間にも良いですよ。

Posted byブクログ

2024/01/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

怪笑小説 東野圭吾 ∞----------------------∞ 東野圭吾さんのミステリーじゃないやつを。 -鬱積電車- 満員電車の中、人に譲られるのが当前と思っている老人や、誰よりも疲れていると思っているサラリーマンなど、言葉に出さない心の鬱憤は面白いけど、それが表に出てしまうと... -おっかけバアさん- 役者の追っかけをするおばあさん。愛する人のためなら、食費を削ってまでも衣装や美容にお金をかける。 -一徹おやじ- 息子を野球選手にするために特訓を始める父親。実は息子には野球を続けていた理由があった。 娘が父親にゴルフのプロ試験に合格したと報告しても「ああ、そうか」と関心がないところが笑いどころかな。 -逆転同窓会- 十五期生担任会に生徒を呼ぶことになった。先生に昔の話を嫌という程されて、気の毒な元生徒たちだと思ってたけど、途中から逆襲が...。 世代が違って話が合わないと言うより、互いに合わせようとしてない感。最後の登場人物にホッとする。 -超たぬき理論- 子供の頃に見た忘れられないたぬきらしきものが飛ぶ姿。世の中の不思議は全部たぬきに繋がるという発想をする主人公が愛おしい。UFOすらぶんぶく茶釜、超能力たぬき説。 なんか説得させられてしまった。 -無人島大相撲中継- 全ての相撲の取組を中継の形で覚えている男性。 豪華客船が沈没し何も無い無人島ではその中継が唯一の娯楽。 -しかばね台分譲住宅- 地価が下がる一方の住宅地で死体が見つかる。これ以上のイメージダウンを避けるために他の住宅地へ死体を移す。これが繰り返される。死体はたまったもんじゃない。 -あるジーサンに線香を- 医者がおじいさんに若返りの実験体になって欲しいという。しかししばらくすると元に戻る。若くなるにつれて自信が出てくる一方、老化していく時の寂しさは耐え難い。元に戻るだけなのに。 著者の解説にもあるけど、長編で読んでみたかった。 -動物家族- 人が動物に見える。そんな主人公は何の動物なのか。 学校だけでなく家族にまで酷い扱い受けてて、実はすごく強い動物だったってことを願ってたけど、まさかの強すぎる動物?だった。 最後に著者による各話の説明も面白い。 2024/01/14 読了

Posted byブクログ