何もなくて豊かな島 の商品レビュー
作者はフィリピンの島…
作者はフィリピンの島を領有している。しかし、そこに住む先住民を追い出すのではなく、またリゾート地にするのでもなく、ありのままで生活する。そんな日常を書いた作品。
文庫OFF
実にバブル時代を象徴するような本なのであった。お金を稼いでも、それだけでは満足できない・・そんなあなたのために、という時代はいつの間にか終わり、お金は最低限稼げば良いや、という時代になったんかな?でもってお金に余裕がなくなると、基本的に自分のことしか考えなくなる。まぁ余裕がないし...
実にバブル時代を象徴するような本なのであった。お金を稼いでも、それだけでは満足できない・・そんなあなたのために、という時代はいつの間にか終わり、お金は最低限稼げば良いや、という時代になったんかな?でもってお金に余裕がなくなると、基本的に自分のことしか考えなくなる。まぁ余裕がないし、そりゃ当然。ってこれは受け売りだけど。なんでこんな事言うかって、この南の島の人々は、その日暮らしで楽しく暮らしてるけど、明日のこととか未来のことは考えないという。今の生活が全てだと。これってどこ行ってもやっぱ同じなんだと。何もなくて豊かなところに行きたいのはやっぱりいっぱいあって豊かじゃない人々であって、それは今や日本には必ずしもないという。時代は流れ、なんというか、興味深い。
Posted by
戦争も経験し、高度成長も充分享受した年寄りが資本の力に任せて発展途上国の島に在地領主として鎮座まします話。 そりゃいいご身分だよなぁ、と不愉快になる一冊。椎名誠もこんな本に推薦出すなよ。
Posted by
南の島買っちゃった人の体験談。物語じゃないけどめっちゃ好きな本。崎山さん。ザキヤマじゃないよ。サキさん。こんな美しいところ住みたい。けどこのまま情報に埋もれて暮らすんだろうな!と思いながら何度も読んだ。セブ島の話、船戸与一『虹の谷の五月』がすごくすき。セブ島気になる。
Posted by
日本人が島買っちゃいました。 フィリピンはセブの沖に浮かぶ島を。 そんな生活憧れるね。 実は、卒業旅行で行った島でもあったりします 本自体が面白いかとは個人によるだろうけど、 実際行った場所であり、 行くきっかけになった本であり、思い入れのある本です。
Posted by
フィリピンのセブ島の近くにあるカオハガン島を買い、そこで生活する崎山克彦さんが執筆。 目が回るほど忙しい毎日。 こんな島でホッと一息つけるといいのですが。 (住むのはどうかな・・・) 本当にきれいな島です。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
南の島に暮らす。 夢のような単語。 でも、それを実際にかなえた日本人は、夢ではなく、地に足をつけた、大地に根付いた生活をしていた。 それでも、夢のような生活だなぁと思う。すごい。現実的にあこがれた。
Posted by
会社を辞めて、風の吹き抜ける島で暮らそう。そう決意したこの本の著者、崎山克彦さん。退職金でフィリピンはセブ島の沖にある東京ドームほどの大きさのカオハガン島を購入し、自分の家を建て、島の住民たち350人と一緒に暮らし始めます。土地の所有者ではあるものの、住民との関係は一から築かね...
会社を辞めて、風の吹き抜ける島で暮らそう。そう決意したこの本の著者、崎山克彦さん。退職金でフィリピンはセブ島の沖にある東京ドームほどの大きさのカオハガン島を購入し、自分の家を建て、島の住民たち350人と一緒に暮らし始めます。土地の所有者ではあるものの、住民との関係は一から築かねばならない。素晴らしい自然に囲まれた島ですが、電気も水道もない。崎山さんが魅せられた島の素晴らしさを損なうことなく、どのように住民にとっても、崎山さんにとっても住み良い島にしていくか、その過程も興味深いものがあります。自然との共存とは、豊かさとは、人間の幸せとは、などさまざまなことを考えさせられる本。
Posted by
フィリピンの島を一つ購入し、土着の人間を追い出さずに島に溶け込んで、微速ながら島の生活向上に一助となっている日本人の話。現在マニラ在住のため、なんとなく親近感がわき、また島の人の生活も分かるような気がする。年取ったらこんな生活でもいいかもしれない。 http://www.cao...
フィリピンの島を一つ購入し、土着の人間を追い出さずに島に溶け込んで、微速ながら島の生活向上に一助となっている日本人の話。現在マニラ在住のため、なんとなく親近感がわき、また島の人の生活も分かるような気がする。年取ったらこんな生活でもいいかもしれない。 http://www.caohagan.com/index4.html
Posted by
この本を読んでいて、思わず出てしまった一言。それは、「いいなぁ」でした。内容は、南海の小島カオハガンに暮らす人々の日常生活の話しです。最新情報や便利な物は何一つ無い。でも、その中で美しい自然の中でゆったり過ごす人々。この本は、人の幸福や豊かさとは何かを考えさせられる本だと思います...
この本を読んでいて、思わず出てしまった一言。それは、「いいなぁ」でした。内容は、南海の小島カオハガンに暮らす人々の日常生活の話しです。最新情報や便利な物は何一つ無い。でも、その中で美しい自然の中でゆったり過ごす人々。この本は、人の幸福や豊かさとは何かを考えさせられる本だと思います。人は、豊かで美しい自然の中で生きている。逆に、自然に生かしてもらっている。この本を読んでいたら、自然の大切さも考えさせられてしまいます。
Posted by
- 1
- 2