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雑誌づくりの決定的瞬間 堀内誠一の仕事 の商品レビュー

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2010/04/21

うはー、古い。 このへんの時代のものをリアルタイムに見ていたが故にどうみても「おしゃれ」に見えない。時間がたってシブイわけでもなく、ただただ軽薄で、昔の雑誌ってこうだったなー、という感想。 知らない世代とかはこのテイストをオシャレさんに感じるのかねぇ。

Posted byブクログ

2010/01/08

デュフィ展を観にいったときあまりに堀内誠一でびっくりした。素早いタッチ、透明で華やかで陽気な色使い、その色の構成。風が光るような絵をたくさんたくさん(その量!)まえにして、堀内誠一がデュフィを好きだった理由がわかる気がした。病に苦しみながらも幸福な絵しか描かないと決めていたデュフ...

デュフィ展を観にいったときあまりに堀内誠一でびっくりした。素早いタッチ、透明で華やかで陽気な色使い、その色の構成。風が光るような絵をたくさんたくさん(その量!)まえにして、堀内誠一がデュフィを好きだった理由がわかる気がした。病に苦しみながらも幸福な絵しか描かないと決めていたデュフィのストイシズムは、都会っ子で職人の息子の堀内誠一にはさぞしっくりきたろうと思う。 これはその堀内誠一のアートディレクターとしての仕事を集めた大判本。小説の一シーンのような抒情写真、単行本で持っていたペロー童話の澁澤訳片岡健挿絵(!)という組み合わせや、ただカッコ良くて、切り抜いて残していた「晴天の伊達男地球に立つ」(後々植田正治の写真だと気づく)も堀内誠一で、成程、このストイシズムがなければアンアンもブルータスもただの浮かれポンチだもんなあ。

Posted byブクログ