フリーマントルの恐怖劇場 の商品レビュー
フリーマントルの短編…
フリーマントルの短編集。ナチスに虐殺された村で起こったこととは、「森」他恐怖劇場というだけあってこわーい話が厳選されています
文庫OFF
矛盾や破綻のない論理…
矛盾や破綻のない論理的で骨太な筋立てで読者をひっぱってゆくミステリーを得意とする著者にしては、まったく異色の作品。当初、この著作にも、オチに納得の行く説明があると期待していたのですが、単なるホラーでした。いや、ホラーとしてはまずまず恐ろしいのですが。
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フリーマントルというと諜報機関もの、いわゆるスパイ小説の作家というイメージがあったので、このような短編集はめずらしいと思いました。スタンダードな怪奇ものからかなりひねった異色のものまで幅広く入っています。前者では女性の執念が結末に込められていて怖い「ウエディング・ゲーム」や「愛情...
フリーマントルというと諜報機関もの、いわゆるスパイ小説の作家というイメージがあったので、このような短編集はめずらしいと思いました。スタンダードな怪奇ものからかなりひねった異色のものまで幅広く入っています。前者では女性の執念が結末に込められていて怖い「ウエディング・ゲーム」や「愛情深い妻」が面白かったです。後者ではCIA局員とKGB局員の幽霊があの世に行くために<魂>をさがしにきた地上で出会う「魂を探せ」がフリーマントルっぽいという点ではもっとも興味深いところです。他に生前認められることのなかったコメディアンが死後にシナリオ・ライターとして成功する過程を描いた「ゴーストライター」や未来を知ることのできる妻の幽霊を降霊会で呼び出して株の売買を行う「インサイダー取引」が面白いです。単純な怪奇小説でなく、そこにある種の皮肉や悲哀がこめられている点、面白く読むことができました。
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スパイもので有名なフリーマントルの気晴らし作品。別の作風にトライしたかったという言葉通り、スパイものとは違った色が出ている。フリーマントルを知らなくても別に問題ない作品で、暇潰しに気軽に読める作品だ。つまり、特に感動も無いし、発見もない。あぁ、そうってな感じで通勤の合間に読み切...
スパイもので有名なフリーマントルの気晴らし作品。別の作風にトライしたかったという言葉通り、スパイものとは違った色が出ている。フリーマントルを知らなくても別に問題ない作品で、暇潰しに気軽に読める作品だ。つまり、特に感動も無いし、発見もない。あぁ、そうってな感じで通勤の合間に読み切る感じの幽霊物語12編が納められている。 そそ、幽霊と言っても原題はゴーストであり、テーマは足のある人間の幽霊。日本的なお化けでもないし、霊魂でもないから夏には似合わないかな。ま、夏休みの暇潰し読書かな。
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