丸山真男講義録(第3冊) の商品レビュー
1960年度の冬学期に唯一行われた法学部の「政治学」の講義録を収録。 主体(個)→集団→指導→政党の順で、それぞれ政治の中でどのように関与し、動いているのかについて論じている。 第一講「政治的論考の諸特質」、第二講「態度・意見および行動」はかなりわかりやすく説明されており、納得さ...
1960年度の冬学期に唯一行われた法学部の「政治学」の講義録を収録。 主体(個)→集団→指導→政党の順で、それぞれ政治の中でどのように関与し、動いているのかについて論じている。 第一講「政治的論考の諸特質」、第二講「態度・意見および行動」はかなりわかりやすく説明されており、納得させられる箇所が多い。「結語」では、この先の勉強法及び政治への意識の仕方を語っており、こちらも一読の価値がある。
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個→集団→指導者→政党という順に、 それぞれが政治の中で、どう動いているのかについて論じる。 特に、第二講の「政治的態度の形成と変化」は わかりやすくて面白い。 最後の、「「政治オンチ」を脱すること」は耳が痛い。
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