ももこの話 の商品レビュー
エッセイ3部作の最後の一冊
『あのころ』『まる子だった』に続くエッセイ3部作の最後の一冊。父ヒロシと風呂で熱唱した歌の話、給食にまつわる思い出。誰もが心に持つ懐かしい「子供時代」を思い起こさせる、楽しいエピソードが満載です。
yui
あのころ、まる子だったに続くエッセイ。ももこの小さい時の忘れ物ぐせやだらしない姿、母親とのやりとりが自分と息子にかぶって笑えた。最後のたまちゃんとのエピソードのラスト1文は泣けた。ヒロシはいつも面白くて好き(笑)。
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表紙の砂絵がかわいい。自ら色鉛筆を削って作ったそう。 開いてすぐあるビーズのカバンは引越し祝いに新福さんに買ってもらったもの。 さくらさんって愛煙家だったんだ、意外。
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本編ラストの「小川」の話。たまちゃんとの友情の話がとても良い。この人の観察眼、客観的視点、シンプルな文体は本当に素晴らしい。何故か年末になると読みたくなります。
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さくらももこの小学生時代のお花 ももこの捻くれた感じが自分の小学生の時と かぶって楽しくさくさく読める作品
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このシリーズ3作とも読み終わりました。 さくらさんは、おじいちゃんの事を好きではなかったと聞いた事があったけど、この本を読んで何となく感じました。 友蔵のようなおじいちゃんが欲しかったって聞いたけど、たしかに理想なおじいちゃんだなと思う。 最後の方もあったけど、 まるちゃんは漫画家の道へ、たまちゃんは留学へ。とても素敵だなって思った。その後もたまちゃんと仲がいいのかわからないけど、小学校からの仲で私も25年くらいの友達がいるけどいつも重ねてしまう。
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子供時代エッセイ三部作の完結編。 一番最後の「春の小川の思い出」のたまちゃんとの話がすごく良かったなぁ。 あと「目立つ少年と地味な少女」の、サッカー選手になった同級生の長谷川健太さんのことを引き合いに出し、「目立つ輝かしい少年の夢も、目立たない地味な少女の夢も、一途に追っていれば...
子供時代エッセイ三部作の完結編。 一番最後の「春の小川の思い出」のたまちゃんとの話がすごく良かったなぁ。 あと「目立つ少年と地味な少女」の、サッカー選手になった同級生の長谷川健太さんのことを引き合いに出し、「目立つ輝かしい少年の夢も、目立たない地味な少女の夢も、一途に追っていればどうにかなるかもしれないという一例である」というのも説得力があり勇気をもらえる言葉だと思った。
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父ヒロシが出てくると嬉しくなる。いいキャラクターだよなぁ、ほんと。 初めて「風呂で歌をうたう」を読んだときは、ついついプププッと吹き出してしまった。面白い!小さい頃の話をこんなハッキリ覚えてるもの?っていう疑問は無視しましょう。
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シリーズもので爆笑エッセイ。 ・まえがき ・食欲のない子供 ・風呂で歌をうたう ・忘れ物をする ・寒さの思い出 ・かきぞめの宿題 ・いしやきいも ・ガーデニングへのあこがれ ・バレンタインデーのこと ・目立つ少年と地味な少女 ・おとうさんのタバコ ・紙し...
シリーズもので爆笑エッセイ。 ・まえがき ・食欲のない子供 ・風呂で歌をうたう ・忘れ物をする ・寒さの思い出 ・かきぞめの宿題 ・いしやきいも ・ガーデニングへのあこがれ ・バレンタインデーのこと ・目立つ少年と地味な少女 ・おとうさんのタバコ ・紙しばい屋 ・暑さのこと ・きもだめしの計画 ・フェスタしずおか ・春の小川の思い出 ・あとがき タバコの話の件なんて、今言ったら批判されそうだけど、その時代、タバコがかっこよく見えていたのは、文化だと思う。 馬鹿馬鹿しいけど、継続は力なりのさくらももこ。
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再読。 どこぞの待合室で「風呂で歌をうたう」を読んでいて笑い声がもれそうになったことを思い出した。 子育てで忙しかったころ、さくらももこさんのエッセーに元気と笑いをもらっていた。 突然の訃報が本当に悲しい。
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