エマおばあちゃん の商品レビュー
私は小さい頃から絵を描くのが好きだったので、こんな風に毎日絵を描いて猫と暮らせたらいいなぁと思っていました。 大人になってから読んで、作者が設定したテーマが「老人の孤独感」なのだと気付いてからは、読むたびに色々と考えさせられる絵本だなと。
Posted by
どんどん鮮やかになるページに、笑顔になっちゃいますね。絵に囲まれるのもいいけど、やっぱり人に囲まれたいかなぁ
Posted by
温かみのある絵に惹かれてお借りしましたが、内容は……。 エマおばあちゃん、72歳。 4人の子どもに7人の孫、そしてひ孫が14人。 パッと見「まあ、大勢に囲まれて、賑やかでいいわねえ」なんて言われそうだけど、みんなはおばあちゃんの家に遊びに来ても、お土産だけ置いてさっさと帰って...
温かみのある絵に惹かれてお借りしましたが、内容は……。 エマおばあちゃん、72歳。 4人の子どもに7人の孫、そしてひ孫が14人。 パッと見「まあ、大勢に囲まれて、賑やかでいいわねえ」なんて言われそうだけど、みんなはおばあちゃんの家に遊びに来ても、お土産だけ置いてさっさと帰ってしまいます。 この、みんながいるのに寂しい感覚って、天涯孤独の寂しさとはまた全然違う、残酷な寂しさだなあ……。 私にも高齢の祖母がいて、物を贈ることで無沙汰を誤魔化してしまっている事に後ろめたさを感じているからか、エマおばあちゃんを囲む子どもたちの白々しさが、かなり応えました。 他でもない自分自身のため、豊かに老いるおばあちゃんは素敵。
Posted by
おばあちゃんの誕生日には、みんなが集まって楽しいけど、他の日は1人ぼっちで寂しい。そんなときに始めたおばあちゃんの行動は?
Posted by
ひとりで暮らすエマおばあちゃんがみつけたセカンドライフ、絵を描くこと。壁中の絵に囲まれて、もうさみしいと思いません。って何か自分と重なる。決定的に違うのは、趣味ではないこと。でもその違いが絵を描く楽しさを感じ、芸術になるのかもと思った。 クーニーはこの絵本を描いた時、おばあちゃん...
ひとりで暮らすエマおばあちゃんがみつけたセカンドライフ、絵を描くこと。壁中の絵に囲まれて、もうさみしいと思いません。って何か自分と重なる。決定的に違うのは、趣味ではないこと。でもその違いが絵を描く楽しさを感じ、芸術になるのかもと思った。 クーニーはこの絵本を描いた時、おばあちゃんだったのかな?この絵本の絵も素敵すぎる。猫の名前が「かぼちゃのたね」ってのもいい。自分に贈りたい一冊。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まわりからは寂しくてかわいそうにみえるおばあさんの穏やかな時間があったからこそのエマおばあちゃんの才能だと思うと無駄な時間なんて全くないななんて思いました。
Posted by
娘が赤ちゃんの時にもらいました。 心があったかくなる素敵なお話。 絵は、あのチェブラーシカのバーバラ・クーニー。 柔らかく繊細なタッチで大好き☆
Posted by
バーバラ・クーニーは、『にぐるまひいて』しかもっていなかった。 この本は、かなり前に目を通していたが、その時は特に何も感じなかった。 今回、思うところあって、クーニーを集中的に読んでいるのだが、絵の美しさにうっとり。 (私にとって、「うっとり」は重大なポイントです) いいなあ。 ...
バーバラ・クーニーは、『にぐるまひいて』しかもっていなかった。 この本は、かなり前に目を通していたが、その時は特に何も感じなかった。 今回、思うところあって、クーニーを集中的に読んでいるのだが、絵の美しさにうっとり。 (私にとって、「うっとり」は重大なポイントです) いいなあ。 一人暮らしのエマおばあちゃんが、たくさんの絵を描きだして、自分の世界を見つけていく話だが、この良さって、年齢を経た今だからこそ共感できるのかも。 お買い上げ決定。
Posted by
5分くらい。 エマおばあちゃんには、子どもが4人、孫が7人、ひまごが14人。72歳の誕生日に、みんなからふるさとの村の絵を贈られますが、エマおばあちゃんは、「私の知っている村とは違う」と自分で絵を描くようになります。
Posted by
「老い」をしっかりととらえること。 それが豊かに生きること。 絵を描くことがすきな頑固なおばあちゃんの生き方、教えられることがたくさんです。 けっして甘くはないストーリーをクーニーの絵が穏やかな印象で伝えてくれます。
Posted by
- 1
- 2