しのびよる月 の商品レビュー
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御茶ノ水警察署シリーズ第一弾・11月の【十五夜読書会】で読了、ユーモア警察短編集。御茶ノ水署生活安全課保安二係に所属する係長の斉木警部補と部下の梢田平刑事はかって小学校の同級生で、ガキ大将であった梢田が優等生の斉木をいじめて…御茶ノ水警察署で再会。復讐に燃える斉木は、ことごとく梢田の出世を妨害し、日常業務に文句をつける。口論しながら推理も続け、神田お茶の水界隈の難事件迷事件を解決していく。文庫版が2001年発売と少し内容に古さを感じるが、迷コンビのやり取りが軽快で面白く読めました。
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小学校の同級生で今は御茶ノ水署生活安全課の上司と部下という関係の斉木と梢田の2人の刑事。 ちょいワルなこのコンビが署内で問題を解決するというストーリー6編の短編集だが、事件の内容もなんかイマイチ。読みやすくはあるけど、物足りなさも感じた。
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悪徳刑事になりきれないチョイ悪デカ二人。現実にありそうな事件ばかりで面白かった。ふざけた働きっぷりだが、ちょいと正義をみせるところに味がある。フフ~ンと読める小説であった。笑える会話ってほどでもないが、なかなか洒落ていたとオイラは思う。
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御茶ノ水警察シリーズ第1弾〜御茶ノ水署生活安全課保安第二係は係長の警部補・斉木と巡査長の梢田しかいないが,小学校の同級生。いじめっ子だった梢田と優等生の斉木だったが,どちらもまじめとは云えない警官だ。ゲイの古美術商殺害事件を解決し,愛人関係と引き替えに都心のマンションに住む女性が...
御茶ノ水警察シリーズ第1弾〜御茶ノ水署生活安全課保安第二係は係長の警部補・斉木と巡査長の梢田しかいないが,小学校の同級生。いじめっ子だった梢田と優等生の斉木だったが,どちらもまじめとは云えない警官だ。ゲイの古美術商殺害事件を解決し,愛人関係と引き替えに都心のマンションに住む女性がボウガンで撃たれたのに示談で解決したり,公衆電話内のジェスチャーで売春を誘う背景を突き止め,消防署の方から来た消化器薬剤詰め替え業者が麻薬を運んでいたり,ストーカーのストーカーの謎を解き,黄色くペイントされた拳銃による強盗を捕まえる〜まだ・・・この時点では二人きり。次で女性が仲間となる
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