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スキャンダルの明治 の商品レビュー

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2014/10/27

[ 内容 ] 明治十年代―高橋お伝や花井お梅の毒婦物語。明治二、三十年代―まむしの周六こと黒岩涙香の「万朝報」が報じた明治三大スキャンダル。 すなわち、「相馬家毒殺騒動」「淫祠蓮門教会」「蓄妾の実例」。 しかしそのセンセーショナルな記事の奥に、実は隠された「意図」を読みとることが...

[ 内容 ] 明治十年代―高橋お伝や花井お梅の毒婦物語。明治二、三十年代―まむしの周六こと黒岩涙香の「万朝報」が報じた明治三大スキャンダル。 すなわち、「相馬家毒殺騒動」「淫祠蓮門教会」「蓄妾の実例」。 しかしそのセンセーショナルな記事の奥に、実は隠された「意図」を読みとることができないだろうか? 明治国家という「想像の共同体」を創る制度として、その共通の関心を担う国民を創る制度として、スキャンダル報道は機能していたのではなかったか? 「赤新聞」の報道にもうひとつの国民文化の形成を読みとる、スリリングな明治文化史。 [ 目次 ] 第1章 江戸の情報空間 第2章 毒婦たちのいた場所 第3章 「まむしの周六」登場 第4章 相馬家毒殺騒動 第5章 淫祠蓮門教会 第6章 蓄妾の実例 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ