1,800円以上の注文で送料無料

この国のかたち(4) の商品レビュー

3.7

28件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    16

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

日本の風景のめでたさ…

日本の風景のめでたさを称えた「松」、武士の典型としての「白石の父」など、失われつつある日本に出会えます。

文庫OFF

最後まで、この国の行…

最後まで、この国の行く末を案じ続けた著者が、無数の歴史的事実から、日本人の本質を抽出し、未来への真の指針を探る思索のエッセンス。

文庫OFF

歴史小説もいいが、著…

歴史小説もいいが、著者の思いを語ったエッセイもおすすめ。

文庫OFF

2026/01/14

司馬遼太郎氏の数多くの著作の中で昭和初期から戦前にかけての物語がない。ノンモハン事件を題材に執筆しようと取材を試みたがあまりにも醜い高級将校、参謀たちの言動や組織行動に絶望してどうしてもこの時代の小説が書けなかったそうだ。 「この国のかたち」も4巻目。この巻ではかなり昭和史につ...

司馬遼太郎氏の数多くの著作の中で昭和初期から戦前にかけての物語がない。ノンモハン事件を題材に執筆しようと取材を試みたがあまりにも醜い高級将校、参謀たちの言動や組織行動に絶望してどうしてもこの時代の小説が書けなかったそうだ。 「この国のかたち」も4巻目。この巻ではかなり昭和史について踏み込んで書かれている。特に司馬氏が日本を滅ぼした原因と断罪している「統帥権」については考えさせられる。

Posted byブクログ

2025/04/11

https://opac.lib.hiroshima-u.ac.jp/webopac/BB01853884

Posted byブクログ

2023/05/07

統帥権を悪用した軍部上層部は天皇をも傀儡としたと言える。 日本史に例を見ない(軍部による)独裁を許した30年を司馬遼太郎は許せないのをひしに感じた。

Posted byブクログ

2022/12/23

「統帥権」を例に、戦前の昭和がいかに日本史の中で異色だったのかを述べる。明治のリアリズムは消えてしまった時代。厳しく批判するこの時代の異様性。将来の世代に十字架を負わせたとの言葉に、そうなんだ、これなんだと言いたかった。

Posted byブクログ

2022/10/07

統帥権の論調は叱責しているような論調は同意せざるを得ない。歴史を外科医のようにオペしている。 最終章の先見性も鋭いと思う。

Posted byブクログ

2020/01/31

この刊は、紙面のほとんどを太平洋戦争に費やし、統帥権について司馬遼太郎さんの意見を述べておられる。 もちろん、あのような戦争は2度とあってはならないし、主張しておられる内容も多分に理解は出来るのだが、当時の軍部が全て悪いというのは、当事者は真剣にこの国の未来のことを考え抜いていた...

この刊は、紙面のほとんどを太平洋戦争に費やし、統帥権について司馬遼太郎さんの意見を述べておられる。 もちろん、あのような戦争は2度とあってはならないし、主張しておられる内容も多分に理解は出来るのだが、当時の軍部が全て悪いというのは、当事者は真剣にこの国の未来のことを考え抜いていたであろうから、余計悲しい。

Posted byブクログ

2019/10/12

この巻では、「統帥権」という事について最大の稿を割いている。 筆者の言う、日本らしからぬイデオロギーを持った唯一の時代が昭和の初期に存在し、自国の本当の国力や軍事力を考えないまま戦争に突入し、敗戦国となった日本。 戦の勝国になったか、負国になったかという問題ではなく、三権を超...

この巻では、「統帥権」という事について最大の稿を割いている。 筆者の言う、日本らしからぬイデオロギーを持った唯一の時代が昭和の初期に存在し、自国の本当の国力や軍事力を考えないまま戦争に突入し、敗戦国となった日本。 戦の勝国になったか、負国になったかという問題ではなく、三権を超越する権力として統帥権を操り、暴走の徒と化す一部の人間達(陸軍参謀本部等)によって、日本が如何に狂騒の時代へ突入したかにスポットを当てている。 兎にも角にも、この巻では「統帥権」という言葉が印象に残る。

Posted byブクログ