満たされぬ道(上) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
先日、金原瑞人の講演を聴きに行った流れで、YA体験してみる。 主人公アザロは現実世界と精霊世界でフラフラしてる。ほぼほぼコッチにいるけど、コントロールは効かない。両親こそいるけど、貧しくていい加減な大人達に囲まれる生活。貧困に甘んじ、抜け出そうと足掻きもしないのは、報われないと諦めているからか。すきあらば他人を出し抜いて、自分だけいい思いしようとする狡猾な人々。…こういう設定で、若者向けの話って、どうなるんだろう。下巻に期待する。
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1991年度 ブッカー賞受賞 ベン・オクリ著/ナイジェリア出身 生まれてはすぐ死ぬことを前提とされる精霊(アビク)であるアザロは人間界で生きることを決める。人間界にいる彼は精霊の世界の住人に何度となく連れ去られようになるが、そこで描かれる人間界と異世界の端境の描写が特に巧い。今...
1991年度 ブッカー賞受賞 ベン・オクリ著/ナイジェリア出身 生まれてはすぐ死ぬことを前提とされる精霊(アビク)であるアザロは人間界で生きることを決める。人間界にいる彼は精霊の世界の住人に何度となく連れ去られようになるが、そこで描かれる人間界と異世界の端境の描写が特に巧い。今まで、これほど頭の中で自然と映像化される文章を読んだことがない。 幻想的なシーンが多いが、ファンタジーとは違い、ナイジェリアの現実というものを丁寧に描いているところも良し。
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