こころの声を聴く の商品レビュー
こころ、とか精神の問…
こころ、とか精神の問題、生きるということを身近に感じられるようになります。またそれぞれの感じ方、生き方が親しみと励ましを感じた。
文庫OFF
山田太一の「遠くの声を捜して」「異人たちとの夏」 安倍公房の「カンガルー・ノート」 村上春樹の短編集 を読んでみたくなった。
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河合隼雄さんと様々な作家による、各氏の作品の内容や物語そのものについて対談集。対談の相手により話題の進展具合が多様で、世界が広がる一冊でした。 文学や物語の意味については、特に村上春樹さんとの対談での内容が印象的でした。
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安部公房、村上春樹・・といった人々との対談。それぞれの方の本にスポットが当てられ、作品について掘り下げた会話がされているのがたまらなく面白い。ここで取り上げられている作品、読んでいないものは、読んでみたくなるよう魅力的に扱われている。
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河合隼雄と作家の対話の中で溢れ出る言葉全てが目からウロコ。漠然とした不安とか納得できないことを明らかしてもらい気持ちがすっきりしました。 生きている実感が湧かない、というのは個人の問題だけではなく、現実とファンタジーが逆転している社会であることも大きな理由だそうです。色々と納得...
河合隼雄と作家の対話の中で溢れ出る言葉全てが目からウロコ。漠然とした不安とか納得できないことを明らかしてもらい気持ちがすっきりしました。 生きている実感が湧かない、というのは個人の問題だけではなく、現実とファンタジーが逆転している社会であることも大きな理由だそうです。色々と納得です。 人の意識は井戸のようにどこまでも深く、掘れば掘るほどまたその人生に深みが増すとのこと。間違っても下に降りたままではなく浮上することを前提に。 本を読みながら井戸を少し掘った気分です。
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凄いラインナップだ。 対話集なので、割とそれぞれの人が見えるようで、そういう点も面白い。 【メモ】 安部公房 カンガルーノートをとても読んでみたくなった。 村上春樹 意識と物語についての話が面白かった。村上さんの物語は日本人向け。 富岡多恵子 カキマゼる。芸術のちから ...
凄いラインナップだ。 対話集なので、割とそれぞれの人が見えるようで、そういう点も面白い。 【メモ】 安部公房 カンガルーノートをとても読んでみたくなった。 村上春樹 意識と物語についての話が面白かった。村上さんの物語は日本人向け。 富岡多恵子 カキマゼる。芸術のちから 谷川俊太郎 老いにともなって、自分を作り変えることの上手下手。 【お金というものは、本来比べることのできないものを全部並べてしまう。】あ、でもこれはすごいことだな、と目からウロコ。
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河合隼雄と色々な分野の文筆家の対談集。分かりやすいけれども高度に知的って魅力的。推敲された文章でないからこそ、対談だからこそ、ある一つのテーマが昇華されたり多彩な分野に伸びたりして、文章にはない面白さがある。自我についてたびたび言及されていたけれど、そんなに考えたことなかったなあ...
河合隼雄と色々な分野の文筆家の対談集。分かりやすいけれども高度に知的って魅力的。推敲された文章でないからこそ、対談だからこそ、ある一つのテーマが昇華されたり多彩な分野に伸びたりして、文章にはない面白さがある。自我についてたびたび言及されていたけれど、そんなに考えたことなかったなあ、なんて。 個人的に興味深かったのは白州正子。今まで読んだことなかったけれど、読んでみようかなと思わされた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
かの河合隼雄氏が様々な文豪や著名人との対話を行う本。 それぞれの人柄が出ており、おもしろい。 よかった言葉 ・ネガティブな部分を持っている人の方が安っぽくない ・昔はおとこは厨房に入るな!のような決まりがあり、分業がはっきりしていた。今のようにお互い助けあっている場合は自分の世界を作るのが非常に難しくなりそう。
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面白い!そしてなぜか癒される対談集でした。優秀な専門家との対談だけに、時々内容についていけないこともありましたが、それぞれの記した、私が未読の書籍にも興味が湧いてきました。こうやって世界を広げてくれる人やモノって本当に大事ですね。いずれも興味深かったけれども白洲正子さん、村上春樹...
面白い!そしてなぜか癒される対談集でした。優秀な専門家との対談だけに、時々内容についていけないこともありましたが、それぞれの記した、私が未読の書籍にも興味が湧いてきました。こうやって世界を広げてくれる人やモノって本当に大事ですね。いずれも興味深かったけれども白洲正子さん、村上春樹氏との対談がやはり群を抜いて面白かった。でもこうやっていつも分析しながら、あるいは人の想いを被りながら生きるってかなり消耗するんでしょうねえ。お疲れ様です。
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文化庁長官まで務めた、心理学者、心理療法士の河合隼雄さんの対談集。こころを扱う人だからこその聞き上手ぶりが目立ちます。寛大でゆるりとした話しと専門的な話と。読者が自分に置き換えて読んでもいいし、傍聴するように読んでもいい。若い頃にこういうものに触れておくのも良いでしょう。
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