スキーは頭で滑る! の商品レビュー
現代スキー技術。 大学院の「コーチングのバイオメカニクス」「大学院体育5:スノースポーツ」の参考書として使用。ターンの力学に焦点を絞りエッセンスを解説する。 1990年代のトレンドを反映してカービングスキーや、木材にプラスチックや金属を組合せたスキー板が取り上げられている。以前...
現代スキー技術。 大学院の「コーチングのバイオメカニクス」「大学院体育5:スノースポーツ」の参考書として使用。ターンの力学に焦点を絞りエッセンスを解説する。 1990年代のトレンドを反映してカービングスキーや、木材にプラスチックや金属を組合せたスキー板が取り上げられている。以前レビューした「スキーの科学」は1970年代に刊行されたため内容の古さがあったが、それを本書では今につながる現代技術で再解釈する。 機械学会が刊行するシリーズの一冊であり、科学技術として信頼のおける内容でありながら、感覚的にもわかりやすく工夫されている。図が大きく見やすくてよい。ただ、内容が薄く全体的にあっさりした印象を受ける。今後レビュー予定であるが「The Physics of Skiing」の一部の和訳としても有意義である。 最終章ではスキージャンプと空力特性が解説される。長野オリンピックの前年に書かれているが、ここで紹介されたような技術が日本勢の躍進につながったのかと思うと感慨深いものがある。筑波大学の村上先生が取材協力に挙げられている。 目次 1.かっこよさの力学 ○ターン 2.科学する 3.力学で上手くなる 4.解析する ○スキー板 5.構造と設計 ○スキージャンプ 6.より強く、より遠くへ
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