風の日にララバイ の商品レビュー
ちょっとだらしない父…
ちょっとだらしない父親としっかり者の娘。定番ではあっても、やはり面白い。
文庫OFF
昔の恋人もしくは妻が…
昔の恋人もしくは妻が殺されて、ふらりと事件の調査をはじめて、綺麗な女が山盛り登場し、一筋縄ではいかないかわいい女の子が相棒役をつとめる。 樋口有介の王道中の王道。この人の基本的スタイルはハードボイルドなんだけど、リリシズムとユーモアのバランスが毎回絶妙なので、海外もののようなスト...
昔の恋人もしくは妻が殺されて、ふらりと事件の調査をはじめて、綺麗な女が山盛り登場し、一筋縄ではいかないかわいい女の子が相棒役をつとめる。 樋口有介の王道中の王道。この人の基本的スタイルはハードボイルドなんだけど、リリシズムとユーモアのバランスが毎回絶妙なので、海外もののようなストイック感はそんなにない。お気楽極楽に読めるあたりもいいところ。
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再読。1990年の作品 15歳の娘持ち、自称発明家の自堕落な中年男が、なぜかモテまくって探偵役をつとめるいつものパターン。 今回は宝石店社長で5年前に離婚した元妻が殺された事件を扱うというシビアな設定なのだが、重さを感じさせないのも元妻を始めとして女性陣は美女ばかりなのもお約束。...
再読。1990年の作品 15歳の娘持ち、自称発明家の自堕落な中年男が、なぜかモテまくって探偵役をつとめるいつものパターン。 今回は宝石店社長で5年前に離婚した元妻が殺された事件を扱うというシビアな設定なのだが、重さを感じさせないのも元妻を始めとして女性陣は美女ばかりなのもお約束。 主人公の生活に困らず、自由な生き方が羨ましい。
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一見すると何事にも拘りが強くなく淡々と生きていて、なのに何故か女性にモテる主人公が、自分自身と向き合いながら事件を解決していくという樋口氏の作品に良くあるパターン。 今回は主人公の年齢が高めとはいえ、どれを読んでも軽めながら静かなタッチのハードボイルドさに惹かれてしまいます。 ず...
一見すると何事にも拘りが強くなく淡々と生きていて、なのに何故か女性にモテる主人公が、自分自身と向き合いながら事件を解決していくという樋口氏の作品に良くあるパターン。 今回は主人公の年齢が高めとはいえ、どれを読んでも軽めながら静かなタッチのハードボイルドさに惹かれてしまいます。 ずっと寡作ぶりを残念に思っていましたが、ここ数年は何故か執筆が盛んになってきて、昔からのファンとしては嬉しい限りです。
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初春の花冷えの季節の東京が舞台。珍しいことに青山や渋谷と言った都心の描写が多かった。ハードボイルドっぽい発明家の主人公と彼を取り巻く美女達と言ういかにも作者らしいストーリーがよくあう舞台。犯人もどんでん返しの末にお約束っぽい人物だった。そこが難点ではなく、逆に安定したストーリー展...
初春の花冷えの季節の東京が舞台。珍しいことに青山や渋谷と言った都心の描写が多かった。ハードボイルドっぽい発明家の主人公と彼を取り巻く美女達と言ういかにも作者らしいストーリーがよくあう舞台。犯人もどんでん返しの末にお約束っぽい人物だった。そこが難点ではなく、逆に安定したストーリー展開が楽しめる作品。
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