アブダラと空飛ぶ絨毯 の商品レビュー

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(著者),西村醇子(訳者)

2011/05/12

『魔法使いハウルと火の悪魔』の続編です。
私は１作目よりこっちの方が好きですね。
映画は論外。
ハウルとソフィーも出てきますが、続編といっても主役ではありません。

2011/05/12

2011.05.11
実はレビューとかで少しネタバレ読んでから読んだ（笑
それでも楽しめたよん。ぃゃ、もちろん読まないで読んだほうがビックリ感は倍増なんだけどね。

アブダラすごく一途で良い人
ソフィーって、こんなに気が強かったっけ？笑
個人的にはハウルにもっと出てきてほしかったな・・・ｖ

2011/05/04

火の悪魔で、ソフィは口が悪いなぁと思ってたけど今回の空飛ぶ絨毯
でも、主人公の言い回しがおもしろくて、
にやりとした。

ここで、ソフィや動く城がでてくるんだ～というつながりかただったけど、
それからそれからすべての登場人物が
すごく狭い世界でつながってたけど、最終的にはおもしろかった。

2011/05/01

数年ぶりの何度目かの再読。
１巻目のハウルと比べて、わかりやすく恋物語だなぁ。

ハウルやソフィーやカルシファーがこっそりと(最後の最後にはちゃんと)出てきます。
再読すると、隠れたハウルはもう明らかにハウルなんですが、１度目は全く気が付きませんでした。

2011/04/10

　再読。映画はこれの要素も付け加えてたんだなあ、と読み返して気づいた。まあ正直余計だったけども。
　よく続きもので主人公が変わると新キャラの影が薄くなることが多々ありますが、前作の主人公たちを隠すことでどっちも活躍させているのが見事。猫にデレデレな兵士とかギャップ萌えも健在。
　前作でちらっと語られていたもののそんなに出番もなく終わった王子とか、全キャラあますことなく無駄なく出番があるのが好きです。インガリーは王様はあんまり有能じゃないけど周りが有能な国なのかな。
　三姉妹でマーサとマイケルだけ出番がなかったのは寂しいけど、魔女にならなかったんだから活躍できないのは仕方ないか。結婚もまだみたいだし。
　今読むと黒幕のジン兄弟が好みだった。あくどいジンを父親に持って周囲から迫害された弟とそれを慈しむ兄。お母さんが弟を疎んだのは仕方ないというかサラッと流されてたけどえぐいよ出産事情。でも弟は悪の性質を持って生まれたというより寂しかったのと兄が甘やかしまくったのが原因だと思う。
　強要されて犯した悪事は罪か、という問いがジンからハウルに返ってくるのが、軽く終えられてるけど印象に残ってます。

2011/03/04

「ハウルの動く城」に引き続きシリーズ二作目。こちらも再読。これはもう＜夜咲花＞ちゃんの可愛らしさ（靴が小さくてはけなくなったという理由で一週間もかんしゃくを起こし続けた幼少時の逸話も含め）とアブダラの人の良さににやにやしながら読んだ。情けないことに誰が誰だったか（ネタバレのためぼかす）を忘れていたので、再読だけど楽しく読めた。それにしてもジャスティン王子……（一巻から続けて読むと特にね）

2011/02/13

昨日、夜更かしして、一日読んでいました。
ハウルの続編ですが、ほとんど関係なかったような・・・。
子供向けでありながら読み応えはあります。

2010/10/07

アブダラの歯の浮くような台詞にはうんざりしてしまったけど、ストーリー構成は面白かったかなぁ。確かにハウルもカルシファーも登場してました。ネタバレしちゃうとつまらないと思いますので読んでみてくださいなぁ

2010/09/02

この本は、空飛ぶ城シリーズ「魔法使いハウルと火の悪魔」の続編で、作者が、子どもの頃に感動したアラビアンナイトのようなものを書きたいっていうと、「魔法使いハウル…」の登場人物がその後どうなったのかを気にして、書いた本です。

「魔法使いハウル…」は、ジブリの宮崎駿作品「ハウルの動く城」の原作となったので、有名ですね。ボクも映画を観てから、原作を読みました。登場する人物は、ほとんど映画と同じですし、描かれている設定もよく似ています。ただ主題は違うなぁって思いました。なので登場人物の扱いもぜんぜん違いますね。でも、映画も原作も、どっちも楽しめしたし、どっちも好きです。

で、「アブダラと…」ですが、確かに「魔法使いハウル…」の主要登場人物は出てきますが、主役は完全にアブダラです。「魔法使いハウル…」のソフィーのように、自分で自身の枠を設けていた主人公が、全く異なる立場に置かれる中で、本来の自分、もしくは新しい自分を見つけていく話でした。
その成長過程や、独特の世界観…この話ではアラビア“風”の世界が見事に描かれていて、惹きこまれます。
さらに、描かれている事実には、それぞれ別の真実があって、それが何度も覆っていくところにも面白さがあります。登場する人物の多くが、実は…であったり、主人公同様、新しい自分へと成長します。

あくまでも児童文学なので、おっさんであるボクが惹きこまれるのもどうかと思いますが、でもとってもイイ作品だと思いました。

映画「ハウルの動く城」を観て、この本を読むと混乱するかもしれません。
まずは１作目の「魔法使いハウルと火の悪魔」を読まれることをお勧めします。

2010/08/15

Aah, that was such a good story. Probably I'm heavily biased by 1. the fact that the great Diana Wynne Jones wrote this, 2. It's the sequel to Howl's Moving Castle, and 3. It's an Arabian Nights theme complete with genie, magic carpets and castles in the sky.

But they're such good reasons! Howl's Moving Castle will always be my favorite but this was such a wonderful follow up.

I hope the third book will be translated soon! And I hope the same artist that did the cover art for both Howl's Moving Castle and Castle in the Sky will do the same for the third.