法思想史 の商品レビュー
他の本で補完可能な1〜4章を除き通読。 いい点は、ページ数の割に網羅性が高く他の教科書では扱っていない思想もカバーしているところ。マルクス主義の法思想や戦後ドイツの法思想、現代正義論まで1冊でカバーしている教科書は、調べた限りでは他にはなかった。 これと裏返しだが、悪い点は個々...
他の本で補完可能な1〜4章を除き通読。 いい点は、ページ数の割に網羅性が高く他の教科書では扱っていない思想もカバーしているところ。マルクス主義の法思想や戦後ドイツの法思想、現代正義論まで1冊でカバーしている教科書は、調べた限りでは他にはなかった。 これと裏返しだが、悪い点は個々の思想について記述が薄くこれ一冊では充分な理解はできないところ。そしてこれは私の読み方の問題かもしれないが、行間が広いため本文の内容を整理して自分なりにメモを取りながらでないと頭に入ってこない。大学の講義と併用する前提だろうから当然か。 愚痴っぽく書いたところで、もとより自由読書で読むような本ではないので面白くなくて当然。全体像が掴めて次に読む本が決まっただけで満足すべきだろう。軽い気持ちで教科書に手を出すもんじゃない。
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1988年版? 〔古代から中世へ〕 ギリシアの法思想 功利主義 ドイツ観念論の法思想ほか 〔近代法思想の展開〕 分析法学から歴史法学 ドイツ近代法律学の展開 〔近代から現代へ〕 社会主義の法思想 大陸の法学革新運動ほか 〔20世紀法思想の試練〕 ケルゼンの法思想 ドイツ法思想の変遷 〔現代法思想の展開〕 現代ドイツの法律学方法論と法理論 現代英米の法理学の展開 現代正義論とその展開
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ハーバーマス&ルーマン論争や正議論まで言及しているのが特徴的か?縦書きなので、横書きである政治思想史等のSシリーズと併読するとちょっと混乱する。なんで統一しないのか。
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見た目は薄いですが、アリストテレスからサンデルまで、現代の法思想史を万遍なく網羅している良書です。情報量が多すぎて、一度読んだだけじゃ頭に入りませんでした。今度はノートをとりながら、自分なりに内容をまとめて読みたいと思いました。
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高校でいえば、哲学・倫理学的な面もあるんが、法がどのようにして考えられてきたかを、思想の面からまとめた書籍。 ・古代から中世としては、ギリシア・ローマ時代の思想。 ・近代としては、自然法・自然権・社会契約論、功利主義、ドイツ観念論の立場からの思想。 ・近代法の展開としては、歴史...
高校でいえば、哲学・倫理学的な面もあるんが、法がどのようにして考えられてきたかを、思想の面からまとめた書籍。 ・古代から中世としては、ギリシア・ローマ時代の思想。 ・近代としては、自然法・自然権・社会契約論、功利主義、ドイツ観念論の立場からの思想。 ・近代法の展開としては、歴史法学、ドイツ近代法律学の展開から。 ・現代までの流れとしては、社会主義、大陸、アメリカ法とプラグマティズムの思想。ケルゼン、ドイツ法思想、20世紀のドイツ、英米、現代性議論を載せている。 この本の編集の趣旨として現代に近い思想を紹介したかったらしい。300ページ弱でよくまとめたというくらい、1つ1つは中身は薄いが、全体像は理解できる。 巻末には、基本的概説書一覧もあるので、読み進めてもよいかもしれない。
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