プロファイリング の商品レビュー
本書は原著が1996年発刊、訳本が1997年発刊された当時としては、最新事情を解説した本だとは思う。今となっては発刊から15年近くもたち、現在の主流のリヴァプール式の記述が少なく、FBI式の事件種類ごとの記述をみる限り古いことは否めない。けれども、プロファイリングの歴史や発展を感...
本書は原著が1996年発刊、訳本が1997年発刊された当時としては、最新事情を解説した本だとは思う。今となっては発刊から15年近くもたち、現在の主流のリヴァプール式の記述が少なく、FBI式の事件種類ごとの記述をみる限り古いことは否めない。けれども、プロファイリングの歴史や発展を感じたいないならば、本書の価値は非常に高いと思う。入門書ではないが、犯罪心理学を知る上では重要な一冊であると思った。 以下に目次を書いておく。 第1章 プロファイリングとは何か 第2章 プロファイリングの空想と現実 第3章 犯罪理論とプロファイリング 第4章 プロファイリングの理論的根拠 第5章 犯行現場の分析 第6章 連続殺人犯のプロファイリング 第7章 放火とプロファイリング 第8章 レイプとプロファイリング 第9章 小児性愛とプロファイリング 第10章 地理学とプロファイリング 第11章 プロファイリングと被害者 第12章 プロファイリングの未来 補章 プロファイリングのためのコンピュータ用データベースの構築
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常々、あたしもプロファイリングできんじゃない?とか 根拠のない自信があったのでw 犯罪学の引用や実際のアメリカでおこった事件を絡めて、 まさに「教科書」のような仕上がりになっています。 井坂幸太郎さんなんかは確実にこの本読んでると思うな。
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