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ガラスの麒麟 の商品レビュー

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24件のお客様レビュー

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2019/03/09

初読みの作家さん、今から20年余前 作者30歳前後の作品です。この作品で日本推理作家協会賞を受けているけど、なかなかよく出来た短編連作で女高生にありがちな心理を綾に日常的な謎解きが進行する。最後まで緩み無く一気に読むことが出来ました。結構好きな作風でした♪ ほかの作品も是非読んで...

初読みの作家さん、今から20年余前 作者30歳前後の作品です。この作品で日本推理作家協会賞を受けているけど、なかなかよく出来た短編連作で女高生にありがちな心理を綾に日常的な謎解きが進行する。最後まで緩み無く一気に読むことが出来ました。結構好きな作風でした♪ ほかの作品も是非読んでみたくなりました。ご本人はその後 大病を罹患されているので近作にも興味あります。

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2016/03/13

連作ミステリーだけど、繊細な心理を描いているので全体としてミステリーというより青春小説の印象。良かった!

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2015/10/15

2012.5図書館で借りて読了。 連作短編集。 ・ガラスの麒麟 ・三月の兎 ・ダックスフントの憂鬱 ・鏡の国のペンギン ・暗闇の鴉 ・お終いのネメゲトサウルス 各話の中の出来事はその中で解決されていくが、全編を通して関わり続ける事件は、最後に解決する流れになっている。 女子高生...

2012.5図書館で借りて読了。 連作短編集。 ・ガラスの麒麟 ・三月の兎 ・ダックスフントの憂鬱 ・鏡の国のペンギン ・暗闇の鴉 ・お終いのネメゲトサウルス 各話の中の出来事はその中で解決されていくが、全編を通して関わり続ける事件は、最後に解決する流れになっている。 女子高生たちが投げかける言葉が心に突き刺さりますね…。「意味のない生は嫌だ。だけど、無意味な死はもっと嫌だ」という麻衣子の言葉は、その一行を見つめたまましばらく考え込んでしまった。意味のある死ってなんだろう。

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2014/07/02

(収録作品)ガラスの麒麟(日本推理作家協会賞(1995/48回))/三月の兎/ダックスフントの憂鬱/暗闇の鴉/お終いのネメゲトサウルス/鏡の国のペンギン

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2011/10/29

加納さんの本って悲しくてもどこかほんわかして暖かみにある話だと思う。。「モノレール猫」「ささらさや」「てるてる明日」どれもみんなとても暖かい。 だけど。。このガラスの麒麟は。。。重いな。。テーマが「命」だと思うのですが。。 誰かの命を犠牲にして助かる命。ほんのちょっとの言葉で...

加納さんの本って悲しくてもどこかほんわかして暖かみにある話だと思う。。「モノレール猫」「ささらさや」「てるてる明日」どれもみんなとても暖かい。 だけど。。このガラスの麒麟は。。。重いな。。テーマが「命」だと思うのですが。。 誰かの命を犠牲にして助かる命。ほんのちょっとの言葉で救えた命。どれをとっても取り返しのつかない終わり方でとても後味が悪かった。 物語はひとつの通り魔殺人事件から始まります。。しかしそれは決して偶然起こった事件ではなかった。その奥深いとこには過去のあってはならなかった事件と繋がっていた。。。 と、どこまで行っても暗いのですが。。。受け取り方の違いなのかな。。。『意味のない生は嫌だ。だけど、無意味な死はもっと嫌だ』この言葉も読後、重くのしかかってくる言葉だった。。。

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2011/08/03

2011.7.25 初読 市立図書館 ぐいぐい引き込まれて一気に読んだ。 面白かったし。 まんまと引っかかったところもあった。 切ないお話だけれども。

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2011/02/22

短編がつながってひとつのミステリーっていう形は今までの加納さんの作品通りって感じで楽しく読めたのですが、殺されてしまった少女には共感できないっていうかなぜそこまで思い詰めてしまったのかという背景がよくわからなかったし、ラストの謎解きには少々無理があって、なんかすっきり終わらなかっ...

短編がつながってひとつのミステリーっていう形は今までの加納さんの作品通りって感じで楽しく読めたのですが、殺されてしまった少女には共感できないっていうかなぜそこまで思い詰めてしまったのかという背景がよくわからなかったし、ラストの謎解きには少々無理があって、なんかすっきり終わらなかったのが残念。

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2010/07/24

陰鬱な事件。みんなの心。せつないせつないお話。それでもふんわり暖かい雰囲気で包まれているところがこの作家さんの魅力だなぁと思います。

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2010/06/22

加納朋子らしからぬ、冒頭で女子高生が殺されるというスタート。 タイトル通り、綺麗で、もろくて、そして危うい。

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2010/09/29

第48回日本推理作家協会賞受賞作品ということは、ミステリーに属するのでしょうか? 確かに表題のガラスの麒麟では、事件が起きますが・・・ 全体を通して、事件をメインではなく、まつわる人々(主に少女の)心の動きが描かれています。 テンポ良く読み進められる1冊。

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