水に眠る の商品レビュー
柔らかい水のようなノ…
柔らかい水のようなノンシリーズ短編集。多種多様な物語。さすが北村薫と納得させられる作品ばかり。北村薫ファンでもそうでなかった人もそうでなかった人も絶対読む価値あり。
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北村薫得意のミステリ…
北村薫得意のミステリではなく、切ない短編集となっている。個人的に唸らされたのは「くらげ」。このアイデアは凄い。
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この本は何より解説陣…
この本は何より解説陣が豪華!それを読むだけでも価値がある。
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短編集ネクタイの話に…
短編集ネクタイの話には不覚にもさびしさがこみ上げてきました。くらげは・・・ブラックユーモア?今の携帯電話社会の予言みたいで驚きました。水の話は・・・試してみた人絶対居るとおもう。うっかり信じてしまう不思議な雰囲気に酔ってみては如何でしょう?
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短編集で、どれも一気…
短編集で、どれも一気に読めました。気持ちよくなれるし、切なくもなりました。
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水のような風のような…
水のような風のような自然な心地の小説。優・不思議・未来・怖などいろいろアリ。個人的には1作目の「恋愛小説」がオススメ。
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水の中で寝たら溺れ死…
水の中で寝たら溺れ死ぬ。そんな単純な事実こそが大切なんだ。
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短編集。ミステリでは…
短編集。ミステリではない。解説がかなり贅沢なので読む価値あり。オススメは「くらげ」。
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短編集です。なかでも…
短編集です。なかでも「くらげ」という作品では、今から10年以上前に書かれたにも関わらず、現代社会の問題をするどく描いているなと感じました。短編集なのですぐに読めますが、どういうふうに捉えたらいいかなど少し考えるので結構読むのに時間がかかりました。
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表題作の「水に眠る」…
表題作の「水に眠る」と「矢が三つ」と「ものがたり」は印象に残った。特に「矢が三つ」は、二夫一妻制という無茶な設定をまさしく無茶に描いていて面白かった。読んでいて無性に腹立たしい(登場人物のひとりだけ一夫一妻の価値観を持っていて、それがいかにも異端であるように描かれる)が、多分それ...
表題作の「水に眠る」と「矢が三つ」と「ものがたり」は印象に残った。特に「矢が三つ」は、二夫一妻制という無茶な設定をまさしく無茶に描いていて面白かった。読んでいて無性に腹立たしい(登場人物のひとりだけ一夫一妻の価値観を持っていて、それがいかにも異端であるように描かれる)が、多分それは作者の計算なんだろう。 あと、十篇すべて文体が微妙に異なるので、北村氏の職人芸を愉しむという意味では価値の高い作品と思う。
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