薪小屋の秘密 の商品レビュー
初めてのアントニイ・ギルバート。(だから、評価は少し甘い。) 実は女性作家。先日、論創社さんから『灯火管制』が出版されたので、1つ前のこの作品(同じく第二次世界大戦下での英国が舞台)を先に読みました。 アガサという登場人物もあって、少しクリスティーの雰囲気も感じながら、クリスティ...
初めてのアントニイ・ギルバート。(だから、評価は少し甘い。) 実は女性作家。先日、論創社さんから『灯火管制』が出版されたので、1つ前のこの作品(同じく第二次世界大戦下での英国が舞台)を先に読みました。 アガサという登場人物もあって、少しクリスティーの雰囲気も感じながら、クリスティーとはまた違ったストーリーテリングの上手さで、久しぶりに読書が捗りました。謎という謎はなさそうで、作者の仕掛けたトリックに見事に引っかかった自分。。。そして、真相が明らかになったように思われて、最後までどう転ぶのか分からず、読ませてくれました。 探偵役の弁護士クルックを始め、登場人物は皆個性的で、これはクルックの登場する他の作品も楽しみです。
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