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生きて行く私 の商品レビュー

4.1

33件のお客様レビュー

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2014/09/13

これはウェブで調べた所、82年ごろ毎日新聞に連載されていたものがベースになっているという。自分は親が当時それを読んでいたようだ。エグイ(?)生き方をしている女性だと当時言っていた事を思い出すが、この表紙の裏に写る、チャーミングなオシャマな宇野千代氏を見ると、どこにそのバイタリティ...

これはウェブで調べた所、82年ごろ毎日新聞に連載されていたものがベースになっているという。自分は親が当時それを読んでいたようだ。エグイ(?)生き方をしている女性だと当時言っていた事を思い出すが、この表紙の裏に写る、チャーミングなオシャマな宇野千代氏を見ると、どこにそのバイタリティーやエナジーがあるかがボヤケてしまう。さてさて。。詳細はお読み下され。

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2014/09/24

作家や着物デザイナーとして活躍した宇野千代さんの自伝のようなエッセイのような文章。生い立ちや印象的なエピソードなどが綴られています。 印象的だったのは、宇野さんがすごく行動的な女性ということ。思い立ったらすぐ行動!という感じだったようで、例えば男性とのおつきあいだったり、または枯...

作家や着物デザイナーとして活躍した宇野千代さんの自伝のようなエッセイのような文章。生い立ちや印象的なエピソードなどが綴られています。 印象的だったのは、宇野さんがすごく行動的な女性ということ。思い立ったらすぐ行動!という感じだったようで、例えば男性とのおつきあいだったり、または枯れてしまいそうな木の再生だったり、とにかく色々なことにパワフルに取り組まれていました。 私個人の話ですが、今後自分が何をしていきたいか、どうやって生きていきたいかがちょっと見えなくなってしまっていて、色々な人生をのぞきたくて伝記のような本を選んでいます。宇野さんのような生き方は私にはできないけれど、私はあまりに行動力がないので、その点少し見習いたいなと思いました。

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2013/12/08

「好い齢をして、見っともないとは思わないか、と言って、私を笑う人がある。」と書いている。私はそう思う。能天気な女である。今頃天国で別れた男に懺悔の日々を送って居ることだろう。南無

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2013/09/10

愛の向かうままに まっすぐ生き抜いた女性の自伝。 会いたい人に会い、 行きたい場所に行く。 苦難もまるごと受け入れて乗り越える。 たくさんの生命力に溢れる本です。

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2013/04/08

気持ちがくすぶっている時に読みたくなる本です。 先生の強さと、やさしいんだけどそれを見せびらかさない感じが素敵って思う。 私も、宇野先生は死なないって思っていました。 でも本を開くと、いつでもそこにいらっしゃるんだ。

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2013/03/09

パワフル、前向き、自由で臆さない。破天荒だが素直で生き生きとした女性の人生。 読んで元気になった。

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2012/04/07

明治、大正、昭和、平成と生き抜いた作家、宇野千代の自伝です。宇野千代って、おばさまのアイドル? 桜の着物の人?というイメージが先行していましたが、その人生は相当面白い!名だたる作家、芸術家との恋愛遍歴もドラマチックですが、小説を書き、雑誌を作り、会社を興し倒産させ借金を抱え、着物...

明治、大正、昭和、平成と生き抜いた作家、宇野千代の自伝です。宇野千代って、おばさまのアイドル? 桜の着物の人?というイメージが先行していましたが、その人生は相当面白い!名だたる作家、芸術家との恋愛遍歴もドラマチックですが、小説を書き、雑誌を作り、会社を興し倒産させ借金を抱え、着物のデザインをして、夫や家族を養い、生涯に13軒の家を建て、そして長生きって、素敵。かなり破天荒な行動、文体も注目です。彼女が住んでいたマンションは今、『東京コマドリ 南青山3丁目恋の家』という洒落たシェアハウスになっているそうです。

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2012/03/01

宇野千代さんって、小説を読んだことは無いのだけれど、この自伝を読むと、あまりにもすごい男性遍歴に、イメージがガラリと変わりました。相手の男性が、みな著名な文化人なのもすごい。

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2012/01/27

何度も読んだしこれからも繰り返して読む本ですね。 とにかくパワーが出ます。 フィクションかと思うほどの波乱万丈な人生。(その頃はまだご存命でした) 尾崎士郎、梶井基次郎、東郷青児、北原武夫らと各々同棲・結婚・離婚のオンパレード。 98歳の天寿をまっとうするまで仕事と恋に生...

何度も読んだしこれからも繰り返して読む本ですね。 とにかくパワーが出ます。 フィクションかと思うほどの波乱万丈な人生。(その頃はまだご存命でした) 尾崎士郎、梶井基次郎、東郷青児、北原武夫らと各々同棲・結婚・離婚のオンパレード。 98歳の天寿をまっとうするまで仕事と恋に生きた強い女性です。 彼女の凄いところは相手の心が自分から離れたら潔く身を引いて、またずんずん歩いて行くところ。 ギリギリ寸前までは後悔しないように相手に尽くしてるのは涙モノ。 絶対恨み言は言わない。「明日は明日の風は吹く」なんだよね。 こういう女はカッコイイぜ、と私は思うわけよ。

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2011/12/14

スーパーおばあちゃんの大河ドラマ("大河"ってどういうときに使うの…?)。 宇野千代って、食器とかに名前あったりするけど、何した人かわからなかった。 この本を読んで、「これをやった人」ってものはなくて、「この人として生きた人」。けっこうハードに波乱万丈に…との...

スーパーおばあちゃんの大河ドラマ("大河"ってどういうときに使うの…?)。 宇野千代って、食器とかに名前あったりするけど、何した人かわからなかった。 この本を読んで、「これをやった人」ってものはなくて、「この人として生きた人」。けっこうハードに波乱万丈に…との認識になりました。 生きて行った人。力強く。 人間って、女って強いわよねとあらためて思う。 子ども産んでたら、またそういう視点があっておもしろかったけれども、子どもいたらこういう人生にはならなかったのかもね。 書いてないだけで、実は1人くらい産んでるかも!? バイタリティのかたまりみたいな人だし、ありえーる。

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