あいにくの雨で の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
初めて読んだ麻耶作品。読んだ時には絶版で(ry 物語が解決編へ入る直前から始まって一気に引き込まれた。 当時学生だった身として、やはり高校生が主人公っていうのが親近感わいた。 最後まで犯人には気づけなかったです。 彼らがどうなったのかが気になってます。
Posted by
生徒会舞台に展開していく事件と「塔」での殺人事件の調査が並行して進んでいくわけですが、生徒会の方のネタが妙に中二病的と言いますか、違和感がずっとついてまわって、読んでてこそばゆかった…。(「有閑倶楽部か!お前らは!!」と叫びたかった。世代がばれますな) で、やっぱり登場人物が壊れ...
生徒会舞台に展開していく事件と「塔」での殺人事件の調査が並行して進んでいくわけですが、生徒会の方のネタが妙に中二病的と言いますか、違和感がずっとついてまわって、読んでてこそばゆかった…。(「有閑倶楽部か!お前らは!!」と叫びたかった。世代がばれますな) で、やっぱり登場人物が壊れた青春小説でしたし、血族絡みのしがらみ云々。楽しかったです。
Posted by
メインの謎よりも生徒会関連の方に重きを置かれている。痛い青春を麻耶が書くとこうなるのか…。全体として若干地味な感じは否めない。
Posted by
物事の全てを 遠くから延々と見続けているだけの様な 何も出来ない絶望感と諦めと 色々な人間の負が混じりあって真っ白に成る様な 救えなかった話。 …多分。 中学生の時に読んでも突放されたものを感じたのに 大人に成ってから読んでも突放されて居りました。 その突放される...
物事の全てを 遠くから延々と見続けているだけの様な 何も出来ない絶望感と諦めと 色々な人間の負が混じりあって真っ白に成る様な 救えなかった話。 …多分。 中学生の時に読んでも突放されたものを感じたのに 大人に成ってから読んでも突放されて居りました。 その突放される瞬間の、押し出される感覚が 大好きです。 私はミステリというより青春小説として読みます 麻耶氏は文体とか表現とか展開とか まだ甘い部分がとか言われることもあるみたいですが 私は本当にこれが辛くて好きだ
Posted by
登場人物の名前がどうにかなりませんか。最後まで名前覚えるので手一杯でしたよ。頭悪いなぁ、私(苦笑)。
Posted by
獅子丸、お前っ・・・!祐今が何度も可哀想でしょうがない。身近な人たち皆謎のまま死んでって、両親の真相はいつまでたっても分からなくって、おまけに最後は彼だけ真実から取り残されてしまう。読んでて居た堪れなかったよ・・・ 終わり方が悲しいです。皆、何かしら救われてません。切ないのが好き...
獅子丸、お前っ・・・!祐今が何度も可哀想でしょうがない。身近な人たち皆謎のまま死んでって、両親の真相はいつまでたっても分からなくって、おまけに最後は彼だけ真実から取り残されてしまう。読んでて居た堪れなかったよ・・・ 終わり方が悲しいです。皆、何かしら救われてません。切ないのが好きって方にはお薦めしたいですね。 学校内部の駆け引きがちょっとややこしいけど。 バランス取れた高校生男子3人組の探偵話に興味のある方も是非(笑)
Posted by
初っ端からトリック明かされたりしてますが素敵なミステリです。 獅子丸君が好きです(だから聞いてない)
Posted by
13章から始まるこの話はとても悲しい結末ですけど、彼の作品に「探偵」はいても謎が解決しても犯人がわかっても、警察に知らせることもないので、、、「ぅわーん」。 なんとも後味が悪いのだけれど、渦中はすごくいい。友達になりたいくらい…。
Posted by
終わり方がブラックなのは相変わらずだが、麻耶雄嵩としては驚くほど爽やか。登場人物がいつもと違うせいか…。他では味わえない読後感の悪さを求めて麻耶の作品を読む私にしてみれば、少々物足りない。
Posted by
一度だけ読んでみました。登場人物の名前が変てこです。子供達が不思議に大人びていて、不思議な味わいがあります。ミステリとしては…どうでしょうか。
Posted by