いさましいちびのトースター の商品レビュー
電気製品たちの冒険譚
別荘に置き去りにされた電気製品たちが、主人の元へと旅立つ冒険譚。 ラストでアッといわせるエンドを迎えます。良作。
聖熟女☆ミ
別荘地に置き去りにさ…
別荘地に置き去りにされたトースター、掃除機、スタンド、電気毛布、AMラジオがご主人様の身を案じて一念発起、自宅まで旅しようと頑張るお話。 それぞれの家電製品は一昔前の型だったりガタがきていたりして、仮に自宅へ辿りついてもそこで使ってもらえるかどうかは解らないのだが、ともあれ森を越...
別荘地に置き去りにされたトースター、掃除機、スタンド、電気毛布、AMラジオがご主人様の身を案じて一念発起、自宅まで旅しようと頑張るお話。 それぞれの家電製品は一昔前の型だったりガタがきていたりして、仮に自宅へ辿りついてもそこで使ってもらえるかどうかは解らないのだが、ともあれ森を越え道を渡り泥棒の魔の手から逃れたり、そうした健気な姿がかわいらしくおかしくもある。
文庫OFF
家電製品が意思を持って旅に出る、という設定はもしかして面白くもできそうだけど、、いやイマイチというか、微妙に登場人物?の魅力がないというか? 勇ましいトースターといってもなんかトーストするだけやないか。みたいな。でもドングリとか焼いてあげたら美味しいとか言われると気になるけど。い...
家電製品が意思を持って旅に出る、という設定はもしかして面白くもできそうだけど、、いやイマイチというか、微妙に登場人物?の魅力がないというか? 勇ましいトースターといってもなんかトーストするだけやないか。みたいな。でもドングリとか焼いてあげたら美味しいとか言われると気になるけど。いやそういうストーリーではないか。 家電製品は買われた以上は持ち主に従わねばならぬ、というくだりは、なんかちょっと分かるというか、とりあえず家電製品を大事に使おうという気にはなった。
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ご主人さま思いの家電たちが冒険する子ども向けファンタジー。トイストーリーやソーセージパーティの家電バージョンかと思って油断しているとなかなかどうして泣かされる。どちらかと言うとトイストーリーよりは名犬ラッシーか忠犬ハチ公と言った方がピタッとくるかもしれない。読みながら、まだまだ使...
ご主人さま思いの家電たちが冒険する子ども向けファンタジー。トイストーリーやソーセージパーティの家電バージョンかと思って油断しているとなかなかどうして泣かされる。どちらかと言うとトイストーリーよりは名犬ラッシーか忠犬ハチ公と言った方がピタッとくるかもしれない。読みながら、まだまだ使えるのに捨ててしまった家電たちを思い出してしんみりした。家電は身近すぎて見えない存在だからこそハッとさせられる。大量消費社会で忘れがちな「物を大切にする心」も教えてくれる名作なり。
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SFファンタジーというか、まあ、使い古された家電が頑張って旅をする童話のようなメルヘンでした。ハヤカワSFでSF作家が書いているから手に取ったけど、他のレーベルで出てたら読んでなかった。 子供向けの童話じゃなくて、小さな家電製品向けのお話になっていたのが少し面白かった。めでたし、...
SFファンタジーというか、まあ、使い古された家電が頑張って旅をする童話のようなメルヘンでした。ハヤカワSFでSF作家が書いているから手に取ったけど、他のレーベルで出てたら読んでなかった。 子供向けの童話じゃなくて、小さな家電製品向けのお話になっていたのが少し面白かった。めでたし、めでたし。
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主人を探す旅に出た電気器具の冒険メルヘン。トースター、電気毛布、掃除機、卓上スタンド、ラジオの組み合わせで、どうやって森の別荘から都会へ行きつくのだろうか。見当もつかず、のめり込むように読んだ。弱音を吐いたりうろたえたりしながら、それぞれの特徴を活かして支え合っている。とくに若い...
主人を探す旅に出た電気器具の冒険メルヘン。トースター、電気毛布、掃除機、卓上スタンド、ラジオの組み合わせで、どうやって森の別荘から都会へ行きつくのだろうか。見当もつかず、のめり込むように読んだ。弱音を吐いたりうろたえたりしながら、それぞれの特徴を活かして支え合っている。とくに若いトースターのリーダーシップが凄い。賢い。使える物は長く使いたい。読み終えて、そういう思いがいっそう強くなった。
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SF。ファンタジー。 電化製品の冒険譚。 シンプルなストーリーだが、それが良い。 主人公たちがとても可愛い。 物を大事にしたいと思う、良い話。
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この力の抜け方が絶妙である 表紙 7点長崎 訓子 展開 5点1980年著作 文章 7点 内容 700点 合計 719点
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■山奥のロッジの電化製品達は困っていました。主人が帰ってこない!電化製品は人間のために働くのが仕事です。最年少のトースターは言います、「山を降りて街までご主人を探しに行こう!」。かくして、年老いた掃除機、綺麗好きで神経質な電気毛布、お喋りな目覚ましラジオ、真面目な卓上スタンド、そ...
■山奥のロッジの電化製品達は困っていました。主人が帰ってこない!電化製品は人間のために働くのが仕事です。最年少のトースターは言います、「山を降りて街までご主人を探しに行こう!」。かくして、年老いた掃除機、綺麗好きで神経質な電気毛布、お喋りな目覚ましラジオ、真面目な卓上スタンド、そしていさましいちびのトースターは、車用のバッテリーを移動椅子に積んで、決死行に臨むのでした。という話。 ■か、かわいい……なんて健気でかわいいんだ……これこそ人間に尽くす道具の擬人化のあるべき姿だよ……。 本文レイアウトも可愛かった。一行の文字数が少なめで、上のほうに犬のぺらぺら漫画が書いてあるの。 ■続編の「いさましいちびのトースター 火星へ行く」も読んでみようそうしよう。でも山を降りるだけであんなにタイヘンだったのに、さらに火星にも行くとかいったいぜんたいどうなっちゃうの。
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【本の内容】 だんなさまは、いったいどうしたんだろう? 森の小さな夏別荘では、主人に置き去りにされた電気器具たちが不安な日々を送っておりました。 ある時ついにちびのトースターが宣言します。 「みんなでだんなさまを探しに行こう!」 かくしてトースターのもとに電気毛布、掃除機...
【本の内容】 だんなさまは、いったいどうしたんだろう? 森の小さな夏別荘では、主人に置き去りにされた電気器具たちが不安な日々を送っておりました。 ある時ついにちびのトースターが宣言します。 「みんなでだんなさまを探しに行こう!」 かくしてトースターのもとに電気毛布、掃除機、卓上スタンド、ラジオなどが集結し、波乱に満ちた冒険の旅に出たのですが…けなげでかわいい電気器具たちの活躍を描く、心温まるSFメルヘン。 ローカス賞・イギリスSF協会賞受賞。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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