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オレンジの壺(下) の商品レビュー

3.7

24件のお客様レビュー

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  3. 3つ

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2009/10/07

やはり宮本さんらしく、余韻を残した終わり方。 どんどん明らかになる事実、特に上巻とはまったく様子の異なる事実に驚き、 ぐいぐい引き込まれていった。

Posted byブクログ

2009/10/04

第一次世界大戦から第二次世界大戦の間のヨーロッパ情勢とか、宮本さんはなぜこんなに詳しいの?(笑) 祖父の日記を遺された孫娘は、結婚して一年で夫と離婚する際”石のような女”だと言われた心の傷を持つ。 不幸でもないけど幸せでもない。 そんな彼女が祖父の日記を読み…祖父の足跡残るパリを...

第一次世界大戦から第二次世界大戦の間のヨーロッパ情勢とか、宮本さんはなぜこんなに詳しいの?(笑) 祖父の日記を遺された孫娘は、結婚して一年で夫と離婚する際”石のような女”だと言われた心の傷を持つ。 不幸でもないけど幸せでもない。 そんな彼女が祖父の日記を読み…祖父の足跡残るパリを訪ね…祖父の人生に自分の生き方を重ねていく。 ストーリー的にはそう難しくないけど背景が難しかった。 でも一気に読んだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

まさかの展開に驚くと共に謎の究明に心が逸る。結局最後まで謎が解き明かされる事なく結ばれているので、正直「それからどうなったの?」という気持ちが残ってしまったが、この作品に関してはそれでいいのかもしれない。戦争がもたらした心の傷は癒えることなくいつまでもその人の胸に残ってしまうもの...

まさかの展開に驚くと共に謎の究明に心が逸る。結局最後まで謎が解き明かされる事なく結ばれているので、正直「それからどうなったの?」という気持ちが残ってしまったが、この作品に関してはそれでいいのかもしれない。戦争がもたらした心の傷は癒えることなくいつまでもその人の胸に残ってしまうものなのだと痛感した。歴史的背景を理解した上で、まだ降りたことの無いヨーロッパへ上陸してみたくなってきた。

Posted byブクログ

2009/10/04

1年で夫に離婚を言い渡されてしまった主人公「佐和子」 彼女を変えたのは、祖父が残した日記帳だった。 日記を元に、ヨーロッパへ行くことになる佐和子。 読んでいる時、ふと「ドナウの旅人」 を思い出しました。 「ドナウ〜」の時と同様、アタシは佐和子と一緒にヨーロッパに 行ったような気持...

1年で夫に離婚を言い渡されてしまった主人公「佐和子」 彼女を変えたのは、祖父が残した日記帳だった。 日記を元に、ヨーロッパへ行くことになる佐和子。 読んでいる時、ふと「ドナウの旅人」 を思い出しました。 「ドナウ〜」の時と同様、アタシは佐和子と一緒にヨーロッパに 行ったような気持ちになりました。 頭の中に、行った事もないくせに、色々な風景が浮かび、 アタシもそこを歩いているような気持ちになるんだよねえ。 そこが、「ドナウ〜」の好きなところでもあったし、 この本の良かったところでもある。 そして、ストーリーもとても面白かった。 読み始めたら止まらなくなり、一気読みと相成りました。 コレは、アタシ的には保存版。 またいつかきっと再読したいと思います。 あ〜面白かった♪

Posted byブクログ