1,800円以上の注文で送料無料

の商品レビュー

4.1

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

    23

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2009/10/04

小林多喜二の母の回想というテーマ。未知なる価値観への戸惑いと順応の部分が素敵だった。筆者のあとがきは不要な気がする。

Posted byブクログ

2009/10/04

共産党員の息子が警察で拷問を受け帰らぬ人となります。政治のことなどわからない母親は、警察は正しいものだと信じてきたし、息子のことも心から信じていました。なぜ息子は殺されなければいけなかったのか。無学だった母親が文字を学んで書いた詩は…。

Posted byブクログ

2009/10/04

作品としては良かったが、後書きの三浦綾子本人の言葉に三浦綾子が嫌いになった。 「多喜二の母がクリスチャンだから乗り気でない取材をする気になった」とかって、すっごい失礼!!どちらも故人だけどワタシは許せない。 星ふたつなのは多喜二の母への同情。

Posted byブクログ

2009/10/04

母の愛、家族の愛、他人への愛情。お金か愛かと選択を迫られると、迷わず愛と叫びたくなるような気持ちになりました。尊い作品です。

Posted byブクログ

2009/10/04

母の誕生日の前日だったのでふらっと買ってみた。あったかい家族と、家族を愛した母のおはなし。戦争の悲惨さもリアルに描いてて社会派なかんじ。小林多喜二の生き様と彼の生きた時代が母セキの口を借りて描かれるのだけれど、はじめは読みにくかった語り体も慣れてからは当時の情景がありありと浮かん...

母の誕生日の前日だったのでふらっと買ってみた。あったかい家族と、家族を愛した母のおはなし。戦争の悲惨さもリアルに描いてて社会派なかんじ。小林多喜二の生き様と彼の生きた時代が母セキの口を借りて描かれるのだけれど、はじめは読みにくかった語り体も慣れてからは当時の情景がありありと浮かんでくるようで、よかったです。

Posted byブクログ