アルマジロ私想録 の商品レビュー
日常の快適について、…
日常の快適について、記憶と記憶力について、ちょっとした習慣について、などなど収録されたエッセイ集。著者の考え方を知りたい人に。
文庫OFF
「小説新潮」に2年にわたり連載。著者41歳から43歳の時。単行本は1988年刊。 ややこしく聞こえるが、エッセイの元祖モンテーニュの『エセー』の体裁を借りた自伝的エッセイ。ふだんの玉村豊男のエッセイ集とはかなり趣きが異なる。 自伝的な出来事だけでなく、妙に哲学・思索的なところがあ...
「小説新潮」に2年にわたり連載。著者41歳から43歳の時。単行本は1988年刊。 ややこしく聞こえるが、エッセイの元祖モンテーニュの『エセー』の体裁を借りた自伝的エッセイ。ふだんの玉村豊男のエッセイ集とはかなり趣きが異なる。 自伝的な出来事だけでなく、妙に哲学・思索的なところがあったり、自戒や教訓めいたところがあったりする。ひとことで言うなら、モンテーニュの『エセー』とパスカルの『パンセ』とルソーの『告白』を足して3で割ったような印象。仏文出身固有のテイストかも。 書名を「アルマジロ」にしたのは、その生態が自分に似ているからだという。ペンネームを有馬次郎にしようと考えたこともあったそうな。
Posted by
- 1
