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中国経済五つの誤解 の商品レビュー

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2012/08/16

香港返還前の中国論について知りたくて読書。 香港返還前の96年出版。著者のバランスのよさを感じる。内容が古いためなるほどねくらいで流せるのであるが、現在とつながる終章を興味深く読んだ。 よくも悪くも中国社会はこれまで歴史上経験がない安定期に入ったことは事実だと思う。国家が強力...

香港返還前の中国論について知りたくて読書。 香港返還前の96年出版。著者のバランスのよさを感じる。内容が古いためなるほどねくらいで流せるのであるが、現在とつながる終章を興味深く読んだ。 よくも悪くも中国社会はこれまで歴史上経験がない安定期に入ったことは事実だと思う。国家が強力に押さえつけている面も否定できない。しかし、過去の中国大陸での易姓革命、暴動、戦争、虐殺を繰り返してきた歴史を考えると安定期と考えても相違はないと思う。 今後の中国がどこへ向うのか著者が述べるように華人経済圏が力を発揮して大陸、台湾、香港、東安アジアの華人たちが一層の影響力を持つ社会が到来しつつある。 中共建国時に経済の中心地だった東北3省は、国営企業の影響での発展が遅れている。今後の格差是正は、東北3省の発展と内陸部の沿岸部とのバランスだと思う。 環境、人権問題などとてつものなく多くの問題を抱える中国の方向性は日本に与える影響も年々大きくなっている。 分析鋭く、バランスがよいと感じる著者の最新刊を読ませてもらいたくなる。 本書は香港のトマトブックスで購入しました。 読書時間:約45分

Posted byブクログ