龍臥亭事件(上) の商品レビュー
石岡さん大活躍!カツ…
石岡さん大活躍!カツミストの方必見ですよ。
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御手洗シリーズ。今回は御手洗は電報のみの登場で探偵役は石岡君である。(御手洗は外国にいる。)戦前に現実に起きた大量殺人に題をとった作品で、上下巻合わせて1000pくらいの超大作である。『アトポス』も長かったが、本作もひけをとらない。事件自体はかなりスプラッタでグロい描写が続く。死...
御手洗シリーズ。今回は御手洗は電報のみの登場で探偵役は石岡君である。(御手洗は外国にいる。)戦前に現実に起きた大量殺人に題をとった作品で、上下巻合わせて1000pくらいの超大作である。『アトポス』も長かったが、本作もひけをとらない。事件自体はかなりスプラッタでグロい描写が続く。死体を切断して弄ぶさまはフィクションといえかなり気分が悪くなった。しかしなぜかページをめくる手が止まらない。下巻では現実に起きた大量殺人の犯人の人となり、事件が起きる動機と背景が細かく描かれており、ここだけ別の本にしても売れるんじゃないかと思えるほど。もちろんフィクション部分もあるため、全部が全部本当じゃないんだけどね…。戦前の田舎の隠微で閉鎖的な風習、昭和史を貫く残忍な悪意、迫りくる戦争の足音、当時の未発達な医療では不治の病であった結核に犯人が感染していたこと…。これらが合わさって起きた大量殺人という悲劇…。そして事件勃発後も事なかれ主義の村人による事実の隠蔽。島田氏は文明論やサイエンス、政治社会全般に興味を持つためこのような日本的な村社会の陰湿さを本作で告発しているようにも感じられた。もちろんミステリ部分も大変面白く読めたので満足度は高い。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou5112.html
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石岡君が岡山県の山奥にある龍臥亭にて連続殺人事件に巻き込まれる。 密室の不可能犯罪、猟奇的で残酷な所業。 犯人は?殺害方法は?村の業とは? 謎がいっぱいのまま下巻に突入!
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イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387161651.html)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
御手洗潔・吉敷竹史シリーズ 御手洗が石岡を残して馬車道から旅立った。二宮佳世という女性からの相談。霊感を辿り先祖の悪行を浄化しなければならないとのお告げ。彼女に連れられ貝繁村にたどり着いた石岡。龍臥亭にたどり着いた直後3階の部屋で起きた銃撃。被害者は菱川幸子。密室での殺害事件。彼女の引いていた琴のなぞ。その後も密室状態の同じ部屋で射殺される使用人の中丸晴美と倉田エリ子。盗まれる遺体。奇妙な装飾をされて発見される遺体。二宮佳世が霊感で発見した人の手首。事件直前に殺害された小野寺と言う琴の師匠のもの。犬坊菊子の射殺事件。戦前に起きた都井陸雄という男が起こした30人殺し。小さな娘と龍臥亭に滞在するミチという女性の謎。
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御手洗シリーズ。といっても今回の主役はワトソン役の石岡君。 岡山の山奥にある龍臥亭という旅館を舞台に起こる連続猟奇殺人事件。 横溝正史の八つ墓村のモデルとなった事件がベースとなっております。 冒頭からいきなり御手洗が横浜馬車道のアパートを出ていって一年というくだりにびっくりしまし...
御手洗シリーズ。といっても今回の主役はワトソン役の石岡君。 岡山の山奥にある龍臥亭という旅館を舞台に起こる連続猟奇殺人事件。 横溝正史の八つ墓村のモデルとなった事件がベースとなっております。 冒頭からいきなり御手洗が横浜馬車道のアパートを出ていって一年というくだりにびっくりしました。エーいつの間に!ひとりぼっちの石岡君が寂しそう。 これまで御手洗に頼りきりだった石岡君が、劣等感と孤独にさいなまれながらも果敢に事件に挑む姿は応援せずにはいられません。 上巻を読んだ限りではまったく意味不明の事件ですが、これをどう解決に持っていくのかが楽しみ。下巻に続く。
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いしおかせんせががんばってます。御手洗の手紙のくだりは、愛(?)がこもっててなかなかよかったです。あとJKな里美といしおかせんせが出会うおはなしでもあります。
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『龍臥亭幻想』を読むために再読しました。忘れているところが結構あったので。『涙流れるままに』を読んでからこれを読んだので、また違った視点で読めたなあと思います。
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