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着るということ の商品レビュー

4.4

5件のお客様レビュー

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2017/05/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ああ、この本は1990年代の本だったんだな。暮らしの手帳から連綿と続くあまりにもまじめなファッション観にげっそりしつつもそれでも時々読まずにはいられらないのはさすが。

Posted byブクログ

2014/05/16

90年代に書かれた本ですが、着るということの本質を拾うにはいい本でした。例えば、ベーシックと流行は7:3だとか、着ることは教養であるから自分で身につけていかなくてはいけないということ。買い物に行くと流行物ばかりに目がいっていたから、浮かれないで服を買おうという気持ちになりました。

Posted byブクログ

2013/12/29

非常に面白い本。 今読んでも古いとか流行遅れなど一切感じさせない。 水野氏はしあわせの5色を提唱している。 濃青、黒、茶、グレー、ベージュ。 いずれも私の好きな色だ。 女が支度をするとき、男よりも何倍も時間がかかるが、その割に男よりも洗練されていないと常々思っていた。 色やデザ...

非常に面白い本。 今読んでも古いとか流行遅れなど一切感じさせない。 水野氏はしあわせの5色を提唱している。 濃青、黒、茶、グレー、ベージュ。 いずれも私の好きな色だ。 女が支度をするとき、男よりも何倍も時間がかかるが、その割に男よりも洗練されていないと常々思っていた。 色やデザインなど女は常に流行に振り回されすぎている。 上下がどの組み合わせでもぴったりと合う上質の服を持てばいい。 それには、無地でデザインは控えめで、しあわせの5色が賢明だ。 ほどよくフィットした丈夫な生地のタイトスカートが欲しくなった。 男よりも支度が早くなるのが今後の目標だ。

Posted byブクログ

2011/06/14

服飾に関して、地に足のついたスタンスを教えてくれる本。 私はこの本を読んでから、服はむやみとたくさん持ってなくてもいいんだと学んだ。 服のほとんどは、黒・茶・グレイ・ベージュ・紺で揃えるといいそう。 ベーシックなものにちょっと流行を足していくのがいいんだね。

Posted byブクログ

2011/07/28

ちょっと前の本なので、この本の洋服指南が今に流用出来るかと言うと、それはむずかしい。アメリカでトートバッグというものが流行り始めた頃の本だから。でもこういう物に対して落ち着いたスタンスののある人の文章を読むと心地よくて、自分までその本と同じレベルの人間のような勘違いもします。洋服...

ちょっと前の本なので、この本の洋服指南が今に流用出来るかと言うと、それはむずかしい。アメリカでトートバッグというものが流行り始めた頃の本だから。でもこういう物に対して落ち着いたスタンスののある人の文章を読むと心地よくて、自分までその本と同じレベルの人間のような勘違いもします。洋服の話ですが、着物や日本の色、着物が羽織るものだっと事と洋服が着こむものだったのが、今はその感覚が逆転しているという見方、パリの着こなしに惚れ込んだ経験など、特にパリのあたりがちょっと前の時代の空気を感じます。奥ゆかしい本です。文章も上手い。蜂蜜色のウェデイングドレスを着た女の子の話などかなりチャーミング。しばらくはこんな気分でいきたいです。

Posted byブクログ