古代史の真相 の商品レビュー
『古代日本への探検』(PHP研究所)の文庫版。 「謎の巨大豪族「物部氏」の正体」、「藤ノ木古墳の被葬者は誰か」が物部氏ネタ。藤ノ木古墳=物部氏被葬者説を述べてきた黒岩氏が、穴穂部皇子・宅部皇子説のほうがいいんじゃないかね~くらいに転換してる。
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この書籍は、著者の目線で「記紀」から読み解く「古代日本」、「葛城氏の全史」、「物部氏の全史」、「藤の木古墳」、「継体天皇」など色々解説していますので、こういう考えもあると解ります。
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マイミクさんのレビューを拝見して、面白そうだったし初心者向けだというので読んでみました。 が、やっぱり私には難しかった・・・ 倭の五王、とくに雄略天皇(ワカタケル)についての定説をふまえていないとついていけないことが多く、豪族達の権力の範囲や推移についてもピンとこないことばか...
マイミクさんのレビューを拝見して、面白そうだったし初心者向けだというので読んでみました。 が、やっぱり私には難しかった・・・ 倭の五王、とくに雄略天皇(ワカタケル)についての定説をふまえていないとついていけないことが多く、豪族達の権力の範囲や推移についてもピンとこないことばかり・・・ 古代史が好きといっても、私はせいぜい欽明天皇以降の流れしか理解していないし、古事記もね、解説本を1冊読んだくらいで満足してたら全く身についていないことが判明。 とにかく勉強不足。出直してきます・・・ ちなみに任那日本府については黒岩さんも否定されてました。私は存在を信じたい派なんですけど、最近読んだ本ではことごとく否定されてる気がする。それが主流の学説なのかな。ざんねーん。
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先ごろ亡くなつた黒岩重吾さんの古代史解説書。 古代を描いた小説が多い方なので、どういふ古代史觀を持つてゐるのか興味深かつたので購入した。 期待するものが大きかつたせいか、讀んでみて、かなり常識的なセンで纏まつてゐるので肩透かしを食らつてしまつた。 もつと大膽な假説を開陳してゐる...
先ごろ亡くなつた黒岩重吾さんの古代史解説書。 古代を描いた小説が多い方なので、どういふ古代史觀を持つてゐるのか興味深かつたので購入した。 期待するものが大きかつたせいか、讀んでみて、かなり常識的なセンで纏まつてゐるので肩透かしを食らつてしまつた。 もつと大膽な假説を開陳してゐるのだらうと思つてゐたのだが・・・ 「舊事本紀」を引用するのであれば、物部氏についても、もう少し掘り下げてもらひたいものだ。 「北風に起つ」など小説は良いだけに、この本には少しがつかりした。 2003年5月30日讀了
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