刃の下 の商品レビュー
タイトルにも表れてるように、収められた短編は刃にかかって誰かが死ぬという結末が多いです。『オートバイ』ほどの完成度は期待できないものの、著者のイタリアへのある種官能的な憧憬が伺えます
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「薔薇の葬儀」から入ったせいか、人を殺したり人が殺されたりするのが多いなあという印象を受けました。 「1933年」は三島に、「ミランダ」はホアン・ミロにささげられた作品ですが、「薔薇の〜」にも彼らへの作品があることを考えると、交友があったのかな?「催眠術師」の催眠術師の鮮やかさが...
「薔薇の葬儀」から入ったせいか、人を殺したり人が殺されたりするのが多いなあという印象を受けました。 「1933年」は三島に、「ミランダ」はホアン・ミロにささげられた作品ですが、「薔薇の〜」にも彼らへの作品があることを考えると、交友があったのかな?「催眠術師」の催眠術師の鮮やかさが印象的でした。全編を通してどこか不安な暗さを滲ませたエロスに満ちていて、書評通りですが豊穣な世界を堪能することができます。 筆者の人物像を透けさせることのないファンタスムへの徹底が素晴らしいです。
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