古代ローマの言葉 の商品レビュー
ストア派に対するイメージが少し変わりました。と言いますのも、セネカが言うことはきちんと腑に落ちますし、変に厳格ということはなく現代にも柔らかく当てはまると思ったからです。特に「何ものもわが物ならず」「わかちあう」「怒りについて」「よく生きるとは」「人の持ち前とは」には大きく頷く...
ストア派に対するイメージが少し変わりました。と言いますのも、セネカが言うことはきちんと腑に落ちますし、変に厳格ということはなく現代にも柔らかく当てはまると思ったからです。特に「何ものもわが物ならず」「わかちあう」「怒りについて」「よく生きるとは」「人の持ち前とは」には大きく頷く点がありました。奴隷と言う言葉が古代ローマの風を感じさせますが、十分今日での貧困層に当てはめれば理解できます。 以前から勝手に親しみを感じていたエピクテトスの言葉では一つ「人間の悩みとなるものは」には共感できましたが、掲載文章が少ないせいか、あまり印象に残るものはありませんでした。 フレスコ画も言葉も楽しめます。
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