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ヴァン・ゴッホ・カフェ の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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2011/01/02

劇場のかたすみにあったというヴァン・ゴッホ・カフェ。 磁器のメンドリ。ちいさな茶色いレコード・プレーヤー。店主のマークと、その娘のクララ。熱い、こいコーヒー。アップルパイ。 そのすべてが、ささやかな(そう、おおげさなものじゃない)魔法をよびこむ。 ひとつ、ひとつの章が、次の魔法へ...

劇場のかたすみにあったというヴァン・ゴッホ・カフェ。 磁器のメンドリ。ちいさな茶色いレコード・プレーヤー。店主のマークと、その娘のクララ。熱い、こいコーヒー。アップルパイ。 そのすべてが、ささやかな(そう、おおげさなものじゃない)魔法をよびこむ。 ひとつ、ひとつの章が、次の魔法への橋渡しをしていて。 ささやかな魔法たちは、あったかく、フシギな気もちにさせてくれます。 わたしのお気に入りは、5章「スター」。 しずかな感動とともに、涙が、ほろっとこぼれます。 行ってみたいです、ヴァン・ゴッホ・カフェ。 できれば、この本を持って。 5年教科書

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2011/07/19

『人魚の島』だけではわからないことも多いだろうな…、と、この本も入手した。不思議なカフェ、一度、こんなカフェで一日を過ごしてみたい。

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2011/09/09

 絵本です。 アメリカのドラマは次回へと気を持たせる終わり方をするらしいですが、これも短編の最後に脈絡なく次話の始まりがくっついています。次回予告のように。 かつては劇場の中にあったカフェを引き取って、その劇場がつぶれた後もカフェを営んでいる親子が、カフェに息づいている魔法で不思...

 絵本です。 アメリカのドラマは次回へと気を持たせる終わり方をするらしいですが、これも短編の最後に脈絡なく次話の始まりがくっついています。次回予告のように。 かつては劇場の中にあったカフェを引き取って、その劇場がつぶれた後もカフェを営んでいる親子が、カフェに息づいている魔法で不思議な体験をするお話です。 どんな不思議なことが起こっても、魔法だから、のひと言で片づけられてしまうのです。 中では、年老いた俳優がカフェのテーブルについて、昔の友だちがやってくるのをじっと待ち続けたお話と、新聞に取り上げられたことから全国的に有名になってしまい、静かな生活が送れなくなったカモメを、友だちカモメが迎えに来るお話が好きです。

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2009/10/07

マークとクララの父子が開いているヴァン・ゴッホ・カフェは穏やかなファンタジーに満ちている。 それは、カンザス州の劇場だった建物のかたすみにあった。だから、魔法がつきまとうのは不思議なことではないと、いう作者はシンシア・ライラント。 日常の中にある小さなドラマを優しくひろいあげて、...

マークとクララの父子が開いているヴァン・ゴッホ・カフェは穏やかなファンタジーに満ちている。 それは、カンザス州の劇場だった建物のかたすみにあった。だから、魔法がつきまとうのは不思議なことではないと、いう作者はシンシア・ライラント。 日常の中にある小さなドラマを優しくひろいあげて、あたたかく広げて見せてくれる佳品で定評ある作家。 カフェのレジの上には「愛犬、大歓迎」という札がかかり、パイののっている回転皿の上には磁器のメンドリ、小さな茶色のプレーヤーは「おかえり、ここはきみの家」と歌っている…。 この安らぐ空間にやってくる人々と彼らをめぐる小さな動物たちに繰り広げられる魔法のような出来事が、オムニバス形式で語られる。 子どもにと、綴られている文章こそ平易だが、ひとつひとつの物語に味わいがあって、大人の鑑賞にも充分な内容。 ささめやゆきさんの絵がまた、お話にしっくりきて、心温まる素適な雰囲気を静かに盛り上げています。 そういえば、私が好きな洋書絵本、Mr.Putter&Tabby(パター氏と猫のタビー)シリーズもこの作家さんによるものなんですよね。

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2009/10/04

魔法のお話です。 でも、魔法をかけるのは魔女でもハリー・ポッターでもありません。 「 かける 」 より、「 自然に起こる 」 という方が正しいかも。 それはそれは自然に、月の満ち欠けのように、自然に起きます。 魔法の 「 起こる 」 ヴァン・ゴッホ・カフェ。 其処に集まる人々は、...

魔法のお話です。 でも、魔法をかけるのは魔女でもハリー・ポッターでもありません。 「 かける 」 より、「 自然に起こる 」 という方が正しいかも。 それはそれは自然に、月の満ち欠けのように、自然に起きます。 魔法の 「 起こる 」 ヴァン・ゴッホ・カフェ。 其処に集まる人々は、魔法に目を白黒させたりしません。 魔法の起きた結果をすんなりと受け入れます。 心がほっこりするファンタジーを読みたい方にオススメ。 私はマフィンのお話が好きです。

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2009/10/04

昔劇場だった場所にあるヴァン・ゴッホ・カフェ。ここでは魔法が日常的に起こることを街の誰もが知っている・・・。こんな街に住んでみたい、こんなカフェに行ってみたい、そして自分にもこんな魔法が使えたら・・・。そうんな風に思える暖かい魔法がいくつか積み込まれたかわいい本です。

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2009/10/04

07/06/30読了。 なかなかかわいらしいファンタジー。 私もあんなカフェの常連さんになりたいわ★

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2009/10/07

ヴァン・ゴッホ・カフェは、不思議なことが起こるところ。「おかえりここは君の家」と歌うレコード、「愛犬、歓迎!」の看板、ひとりでに出来上がるパイ。夢のような魔法のような空間に迷いこもう。

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2009/10/04

魔法のカフェ、ヴァン・ゴッホ・カフェ。そこでは、いつもキラキラした秘密がひそんでいて、ページをめくるたびに素敵なことがおこります。

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2009/10/04

カンザス州フラワーズの町のメインストリートにあるヴァン・ゴッホ・カフェ。昔、劇場だった建物にあるこのカフェで次々と起こる不思議で、心暖まる出来事を、やさしい口調で語る。

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