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オックスフォード運河の殺人 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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1859年に一人旅の…

1859年に一人旅の女性を殺したかどで死刑になった二人の男は無実だった。入院中のモース主任警部が過去の事件に挑む。英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー受賞作品。

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読み進むうちモースの…

読み進むうちモースの頭にいくつもの疑問が浮かび…歴史ミステリの名作『時の娘』を髣髴させる設定で贈る、英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞受賞作。

文庫OFF

2026/02/27
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※このレビューにはネタバレを含みます

モース警部がとうとう入院した。それは安楽椅子でなく安楽ベッド(でもないか)の推理から始まった。 もう忘れかけていた。クロスワード好きのモース警部。 少し前に「森へつづく道」を読んでいた。たしか最初の部分は新聞投書の騒ぎから始まったと思うのだが、メモしてなかったので分からない。 ヒッチハイク女性が行方不明になる事件でとても面白かった、のだが。大筋は忘れてしまっている。 とにかく、これがなんとなく記憶では二冊目になるような。 モース警部は胃を悪くして入院する破目になる。確かに彼は飲みすぎだ。 そこで隣にいて亡くなった大佐が出版した本をもらって入院の退屈さを紛らすのに、読んでみた。 それは1860年にオックスフォード運河で起きた殺人事件の記録だった。 彼は中から不審な点を見つけ出し、退院後にルイスとともに、記録をたどって疑問を解決しようとする。 まだ辛うじて各地に記録が残っていたり、墓石の風化も、文字が判別できる状態で、徐々に事件の影を辿ることができる。 殺された女性(ジョアナ)の育った家を見つけて、ルイスが疑問の部分を決定的に解決する跡を見つける。 ここは読んでいても快哉を叫びたくなる「やったね、ルイス!!」 単なる推理から、手探りで真相に近づいていく。読者は、モースの推理をたどって行くに過ぎないのだが、それでも飽きないとても面白い展開で、一気に読める。 コリン・デクスターのモース・推理スタイルだ。 独身のモースをとりまく美人看護婦たちとのやり取り、治療の眼を盗んでルイスの心遣いはやはり酒と本。そして情報。 彼らのさりげない会話から、純真なルイスがモースに無心に従っている様子や、それが当然のように振る舞いなからコンビを組んでいる二人がやはり好き。

Posted byブクログ

2025/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

モース主任警部第八弾。 そこはかとなく面白かったのは、 モース主任警部が入院していて、うろうろしなかったから? 吐血して入院したモースは、同室の患者が書いた1冊の本を手に入れる。 その本には、オックスフォード運河を船で旅をしていた女性が殺され、 船員たちが犯人として捕まり裁かれるという実際に会った事件のことが書かれていた。 暇に飽かせて、その本を読み不審な点を見つけたモースは、 ルイス刑事や同室の別の患者の娘の力を借りて事件を調べ始める。 「時の娘」も読んだことがあるので、似たような感じではあった。 火葬の習慣がない地域で墓を掘り起して遺体がないのはいつものことだが、 19世紀の物証が倉庫に残っていたのはちょっと嘘くさい。 モースとルイスが突き止めた真実、 女性の遺体は別人で、 前の夫の死亡も保険金目当ての偽装、 新しい夫は前の夫と同一人物というのは確かに驚きだった。 個人的には、犯人とされた船員たちが, 無期死刑囚としてオーストラリアに送られていたと書かれていたこと (オーストラリアがイギリスの流刑地だったことは知っていたが、 こういう話の流れでは初めて読んだので)、 船員たちが日曜日も働かされていたことがモラルの低さにつながっていると考えられ、 水上の教会が作られたのが驚きだった。

Posted byブクログ

2024/02/07

ミステリ。 モース警部が入院中に、100年以上前の殺人事件について知り、勝手に真相を妄想する、という特徴的な設定。 入院中のため、大がかりな捜査はできず、部下や知人に資料を探してもらうという、まわりくどい展開。 ミステリとしての濃密さは全くないが、独特のユーモアがあって、意外と楽...

ミステリ。 モース警部が入院中に、100年以上前の殺人事件について知り、勝手に真相を妄想する、という特徴的な設定。 入院中のため、大がかりな捜査はできず、部下や知人に資料を探してもらうという、まわりくどい展開。 ミステリとしての濃密さは全くないが、独特のユーモアがあって、意外と楽しく読める不思議。 たまにはこういった変わった作品も良いのでは。

Posted byブクログ

2013/10/26

モース警部の安楽椅子探偵編。 読んでいる最中は楽しかったけど、解決? イマイチ納得できない。 アルファベットのスペルの並べ替え? 英国人が理解できるのならよし。私は分らないのだけど・・・ 相変わらずのコントのような~それで楽しめてのかつ「時の娘」なので オマケして星は三つ。

Posted byブクログ

2010/07/04

一時期は結構人気があったと思われるコリン・デクスターのモース主任警部シリーズですが、久々にブックオフで手に取った本書、現在絶版みたい・・・。 通常シリーズと異なり、入院中のモース警部が、100年前の事件レポートを読んでたところ、ありゃ?これは真実は別にあるのでは・・・となる安楽...

一時期は結構人気があったと思われるコリン・デクスターのモース主任警部シリーズですが、久々にブックオフで手に取った本書、現在絶版みたい・・・。 通常シリーズと異なり、入院中のモース警部が、100年前の事件レポートを読んでたところ、ありゃ?これは真実は別にあるのでは・・・となる安楽椅子型・歴史ミステリ。 ゴールド・ダガー賞受賞作ということではあるのですが、犯行自体が歴史的事件という訳でもないこと、アルファベット表記をクロスワード的に説いていくという解決方法をとることから、翻訳ミステリの限界を感じてしまう一冊。

Posted byブクログ