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『詩人からの伝言』 の商品レビュー

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2012/02/24

田村隆一、詩人の最期の言葉はいつになくユーモアに溢れている。アメリカ南西部の街の大学のある居酒屋で毎日酒神と対話する、その姿は東洋の神秘と言われている。彼は詩はパロディであると、彼の友人である吉本ばななのお父さんは詩は世界を一瞬にして凍らせるものであると、また黒田三郎はある日ある...

田村隆一、詩人の最期の言葉はいつになくユーモアに溢れている。アメリカ南西部の街の大学のある居酒屋で毎日酒神と対話する、その姿は東洋の神秘と言われている。彼は詩はパロディであると、彼の友人である吉本ばななのお父さんは詩は世界を一瞬にして凍らせるものであると、また黒田三郎はある日あるときのなかでー秋の空が青く美しいというただそれだけでなにか心おどるものがあるーと従軍でみた南方の空と日本に生きて帰ってきて見て感じた青い空の違いを永遠に表現している、この詩は中学生の教科書にあったので知っている方も多いと思います!

Posted byブクログ