名探偵の呪縛 の商品レビュー
こんなものまで書かれるのですね〜恐るべし、東野圭吾(笑) 今まで読んだ東野作品とは一線を画する感じです。だってパラレルワールドに主人公が迷い込むんですよ? 奇抜な設定でありながら、それがちゃんとミステリーになってるんだから、やはり天才は違いますのぅ( ̄ー ̄) おもしろいです...
こんなものまで書かれるのですね〜恐るべし、東野圭吾(笑) 今まで読んだ東野作品とは一線を画する感じです。だってパラレルワールドに主人公が迷い込むんですよ? 奇抜な設定でありながら、それがちゃんとミステリーになってるんだから、やはり天才は違いますのぅ( ̄ー ̄) おもしろいです♪
Posted by
前作に引き続き、天下一探偵と大河内警部が登場するが、扱いは全然違う感じ。作者が自分の戒め的に作ったような作品だなぁと感じた。
Posted by
多分10年以上前の作品。本格推理小説を謎解き主体の骨董品と考える作家が図書館の迷路に入り込み不思議な世界に入る。そこは昭和初期と思われ、そこでは探偵の天下一となっていた。作者の遊び心とでも言おうかそんな雰囲気を感じる。次々と起こる殺人事件自体は名探偵でなくてもそこそこ謎解きは出来...
多分10年以上前の作品。本格推理小説を謎解き主体の骨董品と考える作家が図書館の迷路に入り込み不思議な世界に入る。そこは昭和初期と思われ、そこでは探偵の天下一となっていた。作者の遊び心とでも言おうかそんな雰囲気を感じる。次々と起こる殺人事件自体は名探偵でなくてもそこそこ謎解きは出来るのだが、最後のオチがある。作家はこの世界がもう自分には会わないと知っている。リアリティ、現代感覚、社会性、これからの推理小説はこれがないと生き残っていけないと思っている。でも、心の遊び場としてずっと残して生きたい世界、いつかもう一度書きたい世界。読者にしてみても同じことなのではないだろうか。不思議なつくりの屋敷や、複雑な因縁、密室トリックや謎解きの世界は今現代の話の中では到底無理がある。名探偵コナンくらいしか成立しないかもしれない。でもそんな世界の話は虚構として楽しめる世界。「白夜行」に代表されるよう近年の作者の作品は面白いがただ単純に遊び場ではない。それはそれで秀作だと思っているが、誰もがホームズやポアロの世界も同じ様に好きなことも事実なのだ。そんな思いが感じられる。
Posted by
「名探偵の掟」で登場した天下一探偵の続編。ということですが、続編でも何でもないですね。最初は、この物語がエピソード0的な位置づけで、「掟」につながっていくのかなとも思っていたのですが、そんなこともなく、普通に、何の盛り上がりもなく終わってしまいました。本格推理小説に対する提言って...
「名探偵の掟」で登場した天下一探偵の続編。ということですが、続編でも何でもないですね。最初は、この物語がエピソード0的な位置づけで、「掟」につながっていくのかなとも思っていたのですが、そんなこともなく、普通に、何の盛り上がりもなく終わってしまいました。本格推理小説に対する提言って言うけど、そこまで読者に求められても無理ですわ。
Posted by
「名探偵の掟」と同じ主人公が出てきます。けど、「名探偵の掟」に比べてちょっと落ちるかなってのが正直な感想。思ったほどの驚きがラストに無かったのが残念。
Posted by
もうね、なんてゆーの、これは……字書きさんには絶賛お勧め!でもこれだけ読んでも分からないから、他のも読んで!
Posted by
本格推理ベタを一通りパスしつつも根本的な謎に返って来る絶妙さ! 内容はともかくなにか大切なことを教えられた気がします
Posted by
東野さんのいろんな本を読んでからこれを読むと、楽しさ倍増。 東野さんの作風が変わって行った理由みたいのがこそっと書いてあったり。 ふふふ…とほくそえみながら読んだ。 最初はまたまたギャグ小説か!?と思っていたけど最後はしんみり終わって。 意外と読み応えあり。 まぁ○○の世界という...
東野さんのいろんな本を読んでからこれを読むと、楽しさ倍増。 東野さんの作風が変わって行った理由みたいのがこそっと書いてあったり。 ふふふ…とほくそえみながら読んだ。 最初はまたまたギャグ小説か!?と思っていたけど最後はしんみり終わって。 意外と読み応えあり。 まぁ○○の世界というのは伏線が分かりやすかったからすぐ分かってしまったけど。 それは逆トリックなんだろう、きっと。
Posted by
東野圭吾の名探偵の呪縛を読みました。名探偵の掟の続編でした。前作の設定を引き継ぎながら、前作は短編形式だったものを今回は一繋がりの物語として楽しむことができます。作者の「本格推理小説」に対する思い入れが感じられる作品でした。
Posted by
前回紹介した『名探偵の掟』の続編。 前作同様、名探偵天下一大五郎が事件解決をする本格推理小説。 ・・・なのだが、単なる謎解き本でなく、著者の本格推理小説への想いと葛藤が表れている作品である。 著者がますますリアルを求めて邁進していく過渡期の一冊ではないかと思われる。 この作品...
前回紹介した『名探偵の掟』の続編。 前作同様、名探偵天下一大五郎が事件解決をする本格推理小説。 ・・・なのだが、単なる謎解き本でなく、著者の本格推理小説への想いと葛藤が表れている作品である。 著者がますますリアルを求めて邁進していく過渡期の一冊ではないかと思われる。 この作品を単体として読むよりは、テイストの違いはあるが、前作をぜひ読まれたし。
Posted by