世界の音 民族の音 の商品レビュー
人が暮らしている限り そこには音楽がある 言い換えれば 住まう、食べる、装う、 そして それらと同等に 音楽がある 欧州大陸であれ、 シルクロートが通るアジア大陸であれ、 アフリカ大陸であれ、 オーストラリア大陸、オセアニア 人が暮らす全ての地域に 音楽がある 本文の中に西ア...
人が暮らしている限り そこには音楽がある 言い換えれば 住まう、食べる、装う、 そして それらと同等に 音楽がある 欧州大陸であれ、 シルクロートが通るアジア大陸であれ、 アフリカ大陸であれ、 オーストラリア大陸、オセアニア 人が暮らす全ての地域に 音楽がある 本文の中に西アフリカでの話として その地にやってきたフランス人の教師が 「太鼓」を「音楽科」として位置づけようとして 生徒及び地域の住民から総スカンを食う話が出てくる 敢えてそれを位置づけようとするなら 「国語科」か「社会科」とすべきだった、 というエピソードが紹介されている 非常に限られた地域の非常に限られた時代の 西洋音楽こそ最上のものとして、 取り入れてきてしまった (私も含めた)日本人たちには 心して読んでおきたい一冊である
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