一の悲劇 の商品レビュー
法月綸太郎シリーズの…
法月綸太郎シリーズの誘拐もの。シリーズ外キャラクターの一人称で描かれているため、綸太郎が少し影が薄くなっているが、それがいいほうに転がっている。
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高木彬光の「誘拐」や…
高木彬光の「誘拐」や土屋隆夫の「針の誘い」など誘拐をテーマにした作品は多いが、殺人などと違って犯人に同情の余地のないところが書きやすいのかもしれない。「一の悲劇」ということで一人称で書かれている。
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一人称で始まる悲劇。…
一人称で始まる悲劇。バランスよくまとまっているので読みやすい。
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探偵法月綸太郎が登場…
探偵法月綸太郎が登場する誘拐ミステリー。密室やアリバイ崩しもあり。終盤のどんでん返しには驚かされます。こどもが被害者なので苦手な人は注意。
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法月倫太郎が小学生誘…
法月倫太郎が小学生誘拐事件の捜査に乗り出すが…最後のどんでん返しは面白かったけど、大人の世界の憎悪に巻き込まれてしまった子供達がかわいそうでした。
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※このレビューにはネタバレを含みます
どこで犯人に気づいたかなぁ。誘拐モノはその多くで冒頭部分はフォーマットにしたがって動くことが多いから、やはり動機メインになる。 他の人の感想を読むと、「頼子のために」との関係について触れるものが散見されるのだけど、それは探偵役との関係なのか、それぞれの作品に登場する親子関係(とそれを含めた家族関係)なのか、オマージュ元の作品などに関する知識が少ない自分には読み切れない。 シンプルに読めば、どちらも語り手は「父親」で、何かを奪う存在としての「父親像」が語られてるということだろうか。これは語り手の義父も含まれるわけで。 多分、そのあたり関係性の暗喩としてのタイトルがあったのだろうと思う。その名付け方に対して、腑に落ちたと言えるほどの納得感はないけど、伏線を張って関係者の心の機微をまとめようとする筆者の苦労はなんとなく伝わった。 新本格ってなんだろうと改めて勉強しないといけないなって感じた。
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見事に騙されました。 誰が犯人なのか、最後まで分かりませんでした。 今回も、綸太郎が見事に謎を解き明かします。 読んだ後は、スッキリしますが、少し物悲しい気持ちになりました。 本格ミステリとしては、とても面白かったです。
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誉田さん、横田さんの刑事小説を読んだ後なので余計に印象が悪くなったこの作品、物語全体としては悪くないんだけど文章力が先人の2名の後だけにレベルが低すぎて睡魔との戦いになってしまった。 そもそも作品自体が古いので昭和のピンぼけっぽさが良いと言われればそれまでだけど、面白い小説は時代関係ないからやっぱりよろしくないのだろう。冗談のように小説内に作者そのものが登場するシリーズものらしくその手の物語も今までに何作もあったけれど、それを生かした作りになっておらず、単に登場人物の名前が作者と同姓同名なだけで面白みに欠ける。これこそ帯にどんでん返しがどうのこうのって謳われていたけど驚くほどでもなかったしふーんで終了。 ネタばれになるけど何が一番いけなかったかって、最初の境内の階段で転んだのは糸が仕掛けられていたからというのがあまりにもナンセンス過ぎてそんな一か八かみたいな仕掛けに壮大などんでん返しのからくりが仕込まれていたの?って唖然とする。そんなのは「志村~うしろうしろー」のコントでお願いします。
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古本屋で100円で購入。平成3年(1991年)なので古い。名探偵 法月綸太郎の推理は主人公の山倉史郎を救えない。犯人は途中から想像できたし、、、。ダイイングメッセージの理由もなんかいまいち。死ぬときに 閂を示す?そんなこと考えるか?
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母から借りた本 ・ 息子の隆史が誘拐されたと連絡を受けた山倉だったが、急いで帰宅してみると誤認誘拐だったことが分かる 誘拐されたのは隆史の同級生で近所に住む茂だった 身代金を用立て受け渡しに向かった山倉だったが失敗してしまい、茂は遺体となって発見される ・ 物語は二転三転して思い...
母から借りた本 ・ 息子の隆史が誘拐されたと連絡を受けた山倉だったが、急いで帰宅してみると誤認誘拐だったことが分かる 誘拐されたのは隆史の同級生で近所に住む茂だった 身代金を用立て受け渡しに向かった山倉だったが失敗してしまい、茂は遺体となって発見される ・ 物語は二転三転して思いがけない方向に進んでいく 狂気に走った人間の心理描写にゾワゾワした ・ 本筋とは全然関係ないんだけど… 読んでて何か違和感… なんだろう… で、はっ!!っと気が付いた 主人公の山倉…奥さんのことを『おまえ』と呼ぶ それで、結構昔の作品なんだろうなと想像ついた ここ最近、パートナーを『おまえ』と呼ぶドラマや小説は見なくなったからだなと思い至った
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