有元葉子 私のデザート の商品レビュー
わが家ではよくいちごを食べる。 宮城という土地柄もあって、冬から春にかけてのほぼ毎日、いちごが一箱ずつストックに加わっていく。いちごを食べるに困ったことはなく、大枚を叩いていちご狩りに嬉々として出かけるひとの熱意に触れて、ようやくその希少性に思い至る。一箱には少なく見積もっても2...
わが家ではよくいちごを食べる。 宮城という土地柄もあって、冬から春にかけてのほぼ毎日、いちごが一箱ずつストックに加わっていく。いちごを食べるに困ったことはなく、大枚を叩いていちご狩りに嬉々として出かけるひとの熱意に触れて、ようやくその希少性に思い至る。一箱には少なく見積もっても20粒強が詰まっている。小粒のいちごであれば50粒にも達するだろうか。それらはそのまま食べるか、煮込んでジャムにするかして付き合ってきたが、いかんせん消費が追いつかない。おいしいものでも食傷してくる。 そこで有元先生による本書『私のデザート』を頼る。 グラニュー糖とバルサミコ酢を和えたものを振りかける「バロンのいちご」、砂糖や水などとあわせて瓶詰めし数日かけて味を引き出す「いちごのジュース」(牛乳で割ると童心が奮い立つおいしさ!)、甘く煮たコンポートにゼラチンを加えて生クリームをのせる「いちごのゼリー」。改めていちごの美味を復権するレシピがいくつも載っている。よし、またべつの一箱よ来るがいい、と鷹揚に構えられるようになった。また、昔からのジャムも、ふだん食べないパンやクラッカーを待ちもうけるよりも、牛乳とヨーグルトを混ぜた爽やかな飲み物に合わせてもおいしいと気づくことができ、自分なりの実験・発見・復権も進んでいる。いい街に住んでいるものだとつくづく実感した次第である。 なお本書はいちごを用いた料理のほかにも多くを教えてくれる。もっと学ぼう。
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おいしそうな美しいデザートの写真がいっぱい。でも、次のページは白黒でレシピのみ・・・という作りが、あまり、私の好みではない。オシャレな本だけど、うーん。有元さんの本ということで期待しすぎたかも。
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