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こころ 坊っちゃん の商品レビュー

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30件のお客様レビュー

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2016/03/27

文章が緻密で引き込まれる。心遣いの老婆と山嵐とさっぱりした先生。休日に映画を観て、最近物足りないのは描写の優れた小説を読んでいるからか。無駄な台詞と情報量のあまりの少なさに原作者の無念を感じてイマイチストーリーに深く浸れない。

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2016/02/12

生まれつきの善人も悪人も居ない ある事、お金や異性をきっかけとして、 普通の人が突然、善人や悪人に豹変する

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2015/10/27

「坊ちゃん」に引き続き、今度は「こころ」を読みました。 もともと、いつか時期が来たら「こころ」を読もうと思っていたので、その時が来たという感じです。 「坊ちゃん」のような痛快な感じとは正反対で、誰の心にも潜む闇を感じずにはいられない作品でした。 「私」とともに「先生」に興味を持...

「坊ちゃん」に引き続き、今度は「こころ」を読みました。 もともと、いつか時期が来たら「こころ」を読もうと思っていたので、その時が来たという感じです。 「坊ちゃん」のような痛快な感じとは正反対で、誰の心にも潜む闇を感じずにはいられない作品でした。 「私」とともに「先生」に興味を持ちましたが、思わせぶりで、いつもはっきりと言わない「先生」にちょっとイライラしました。遺書も長いし(@_@) 独身の頃、「三四郎」(夏目漱石)を読んだ時にも思いましたが、もう少しはっきりと意思表示したらいいのになぁ。 明治の人ってそんなにウジウジしてたのかなぁ? 「坂の上の雲」に出てくるような明るく前向きな人たちのイメージのほうが合っているような気がしました。 「坂の上の雲」にも夏目漱石は出てきますけどね。 読み終えて私が感じたのは、 「私」と「先生」は同類なのではないか、 「私」の行く末も「先生」のようになってしまうのではないか、ということ。 読み終えても、この先どうなるのかと想像してしまう… そう思わせる夏目漱石も、「こころ」っていう作品も やはり、凄い、の一言に尽きました。

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2015/03/18

ある学生のこころの中に蒔かれた一粒の悩みの種が… 朝日新聞で再連載が始まってから、高校生の頃に読んだ作品を再読しました。ある学生のこころの中に蒔かれた一粒の悩みの種が彼のこころの中でコロコロと転がされているうちに、それはもうおおきなおおきな悩みになってしまって、彼を押しつぶしてし...

ある学生のこころの中に蒔かれた一粒の悩みの種が… 朝日新聞で再連載が始まってから、高校生の頃に読んだ作品を再読しました。ある学生のこころの中に蒔かれた一粒の悩みの種が彼のこころの中でコロコロと転がされているうちに、それはもうおおきなおおきな悩みになってしまって、彼を押しつぶしてしまうのです。 夏目漱石はどの作品も、学識のある主人公が、悩みの種をこねくりまわして、へんな作品を造る場面があったような気がします。こういうひきこもり的な作品はワタシは嫌いではありません。

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2012/08/09

日本文学の古典で、意識して読んだ最初の本である。『こころ』のみ読んだが、丁寧に心情や状況を描いているが、内容が重複するところもあり小説ならではだなと感じた。これをきっかけに様々な文学を読めれば。

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2012/03/27

「読書力」の35ページにある本… 法政大学第一中・高等学校で岩井歩教諭が実践した、定期テストに読書問題を取り入れた実践。 15冊目…高2の定期テストに 「坊っちゃん」は、痛快で楽しいですよね。 「こころ」は、中学か高校の教科書に途中がのっていたような?

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2011/02/08

Twitter読書会の課題図書でした。 しかし当日中に読み終わらず。。。 そして課題だったこころの後に坊ちゃん読んだら、そっちの印象が強くて抜けません。 気持ち良いぐらい単純明快な人の話です。夏目漱石の主人公って、ちょっと気難しい人ばかりだったので、ちょっと意外でした。 坊...

Twitter読書会の課題図書でした。 しかし当日中に読み終わらず。。。 そして課題だったこころの後に坊ちゃん読んだら、そっちの印象が強くて抜けません。 気持ち良いぐらい単純明快な人の話です。夏目漱石の主人公って、ちょっと気難しい人ばかりだったので、ちょっと意外でした。 坊ちゃんは単純に、正しいかそうでないかは別にして善悪はっきり。 こころは善悪についてグレー、曖昧。 これが夏目漱石のこころのうつりかわりなのかな。

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2009/10/04

夏目漱石を初めて読んでみた。 人間を善か悪かで区別するのはちょっと違うんだなあと思った。最終的には違ったけど。 こころは最初から読み直すとなるほどそういうことだったのかという感じ

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2009/10/04

「こころ」は前読んだので「坊ちゃん」のみ読みました。漱石先生制覇しようとがんばり中。坊ちゃんの単純さ、まっすぐさにハラハラしっぱなしでした。あんなに単純まっすぐな人なかなかいないだろうなあ。夏目漱石は読みやすいけど難しい。

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2009/10/04

物語の進行状況がまるで現実の出来事であるかのように自然に進行してゆく様に漱石の偉大さを感じたりする。そこに非日常の心象風景が読み取れるのでは。

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